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白あん

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私の詩作品だけ集めたものです。 トークを読み飛ばしたいかつ人間の汚い面を見たくない人向け。 全部含めて読みたい場合はマガジンのつぶあんか私のタイムラインがオススメ。 時間のあると… もっと読む
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2020年1月の記事一覧

【詩作品】空が小さく見えるほど

テレビで見た感動の映像を君とふたりで見たい
目と耳だけじゃなく体で受け止めたい

止まることなく時は流れてゆくから
貴重な瞬間を少しでも君と感じたい

覚醒した青とまどろむ地球影が
重なり合う空をふたりで見ている
ほんの少しだけの壮大な芸術
幻想じゃなく現実に感じている

君とつないだあたたかい手のひら
「スキ」という言葉が耳に届くたび
心が震えて涙が溢れて
無限に広がる空が小さく見える

【詩作品】輝く冬バラ

青い空を背景に凛と咲く一輪の冬バラ
空を舞ってゆく鳥よりも強く輝く

君は細いが強い芯を持つ魅力的な女性
激しい風が吹く空の下でも自分を持っている

高くうねる乱気流に多くの人が諦めてゆく
その中で諦めずに向かい続ける君に恋してる
同じ時に生きている奇跡を信じてもいいでしょ?
君を見つめていたい
夢をつかむ姿を

【詩作品】告白

厚く暗い雲の隙間から
笑顔が見えた気がしたよ
心を軽くする魔法
それは君だと気付いたよ

夢も希望もないなんて
決めつけて落ち込んでた
世界は君に溢れてる
曇り空も晴れる

だから
ただひとりの君に伝えたい気持ち
君のそのきれいな瞳に僕は映りますか?
ただひとりの君に伝えたい気持ち
この世界に虹を架け未来へ進もう
ふたりで

【詩作品】現実(いま)をゆく

遠い夢に憧れてた
晴れた星空を眺めてた
キラキラ輝いて
胸に溢れた

王子様は白馬で来る
サンタクロースは空を飛んでくる
キラキラ夢見ていた
少女のように

夢から覚めた
大人になった
星空がまぶしくて
私は目を伏せた

地に足を着け私はゆく
夢より現実(いま)をゆく
後悔ばかりが積もるけれど
この道の先に幸があると信じて

【詩作品】その日まで君を想う

金色の太陽が空と海の色を変える
視界のすべてが輝いて時を忘れる
つないだ君と僕の手がはっきりと見えてくる
目に見える幸福

世界にひとつかけがえないもの
つないだ手から伝わる命の息吹
もっと感じたくて両手で包む
ずっとこのままでいたい

空と海と
君と僕と
新しい朝を迎える奇跡の時
あと何千回過ごせるだろう?
終わりを想像して溢れる涙

時は流れる
いつか終わる
その日までずっともっと感じていたい

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【詩作品】過去に戻ることができたなら

過ぎ去った冷たい日
すべては色を失って

見上げた空は灰色で
青い空の面影はなし

モノクローム
モノクローム
あなたのいない日々はもう

いらない
なにも
色を失った写真

もしも
過去に
戻ることができたのなら

最愛の
あなたに
出会わない未来を選びたい

【詩作品】色とりどりの花束

君と僕とは違う人だから出会えたのだろう

ひとりひとりが違う花を咲かす
心を束ねて花束を作ろう

ひとりでいて折れそうなときは君を支えるよ
ひとりでいて笑えないときは一緒に笑うよ

強い風が吹いたときに
ひとりでいたら倒れてしまう

ひとつに束ねたら強くなる
人はそういうものなのでしょう

**********

あとがき 
#シアワセコネクト
人と人がつながれば、きっと強くなる。
折れない花束

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【詩作品】空に架かる虹になる

小さな赤い光がひとりで言いました
夢があるんだ
でも不安で踏み出せないんだ

それを聞いた小さな青い光が言いました
一緒に夢を叶えよう
実は僕にも夢があるんだ

でもふたりは気が付きました
ふたりだけでは力が足りません
小さなふたりは仲間を探しました

声を聞いた小さな緑の光が言いました
一緒にやりましょう
実は私にも似た夢があります

小さな光たちは集まってひとつになりました
3つの光はどんな色

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【詩作品】加速してゆくメトロノーム

「愛してる」が止まらず止まれない
囃し立てる最速のミュージック
加速してゆくふたりの間に
生まれた熱はエクスタシー

**********

あとがき

熱い冬のふたりの夜には、加速してゆくリズムが聞こえる。

【詩作品】青空のキャンバスに描く

爽やかな風が吹き抜けてく
雲ひとつない晴れた青空
今日はどんな奇跡を起こそう
曇りのない純粋なあなたと

**********

あとがき

純粋なあなたと純粋な空に何を描こう?

【詩作品】愛はコーヒーに似ている

あたたかい二杯のコーヒー
湯気が届く度に笑顔になる
朝も昼も夜でさえも
幸せに守られている
永遠に続くような気がして
安心していられる

冷めてゆく二杯のコーヒー
手を滑らせたら割れてしまう
大切にあたため続けなきゃ
生活だって消えてしまう

目の前のあなたとの
この愛を大切に包んで
つないでゆく

**********

あとがき

幸せは永遠に続くような気がするけど、大切にあたため続けなきゃ冷

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【詩作品】変わる季節と変わらない魔物

決して見ることなどできない
決して触れることなどできない
形のないモノなのになぜ震え傷つくの?

あなたと出会った瞬間から
胸に住み着いた魔物が
あなたの心に抱かれたいと願い続けて止まりません

あなたのその瞳には
あなたのその心には
僕が入り込む隙間はありますか?

季節は流れ続けます
二度目の冬も終わりに近づきます
それでもまだ変わらずに僕の胸では魔物が泣いています

**********

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【詩作品】一人になれる場所

光のない夜の浜辺に立つ
素直に泣ける場所に
人の目があると泣けないから
一人になりたくて

涙の音と海の波の音が
混ざり合って隠してくれる
泣いてる事を忘れることができる気がする

最期の言葉が耳から離れないよ
「ありがとう」「ありがとう」繰り返す声にならない声
旅に出る君に伝えた
両手で手を握り
「生まれ変わってもまた、また君に出会いたい」

**********

あとがき

noteやtwi

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【詩作品】週末が待ち遠しい

午後の日が射す窓辺の席で
甘い甘いパンケーキ食べよう
甘い甘いミルクティ飲んで
君と私のあたたかい日曜

いつもの週末が何より幸せよ
ふたりが笑ってるから

**********

あとがき

週末しか会えない「君」。
いつか毎日一緒の関係になれますように。