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白あん

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私の詩作品だけ集めたものです。 トークを読み飛ばしたいかつ人間の汚い面を見たくない人向け。 全部含めて読みたい場合はマガジンのつぶあんか私のタイムラインがオススメ。 時間のあると… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

【詩作品】切ないふたり

心と絆を抱きしめて
僕は切ない想いを噛みしめた
今ここにいるふたりに
明日が来る保証はどこにもないから

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あとがき

明日が来る保証はどこにもないから、「僕」は今この瞬間に「君」のすべてを抱きしめるよ。

【詩作品】できること

深い君の傷口を
触れないように広げた右手で覆った
癒すことができなくても
せめてあたためることができたら

**********

あとがき

「君」を癒すことはできなくても、痛みを和らげるためにできることをしたい。

【詩作品】平和の遺伝子

【詩作品】平和の遺伝子

白と赤混ざり合わずに並んで咲いてる
互いを引き立てあうように並んで咲いてる
あたたかい太陽浴びて透き通るあなたと
あなたを見つめて赤くなる私

体を流れる平和の遺伝子
あなたと私の未来を描いてる
そんな気がしてる

**********

あとがき

一緒がいいね。

3月が近付いているので桃の花について書きました。
タイトルおよび本文中に「平和の遺伝子」と書いていますが、これは花桃のピンクや赤に

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【詩作品】高音

小さなタイムマシンに乗って旅をしよう
流れる音楽はふたりの歴史
重なる歌声はふたりの信頼

君のファルセットが心を揺らす
駆けめぐる過去の写真たち
心地良い高音は恋の音

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あとがき

ふたりのカラオケって、そんな感じ。

【詩作品】出会えたから

永遠に流れる時の中で
見渡せぬほどの世界の中で
ふたりの出会いは偶然
惹かれあうふたりは必然

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あとがき

同じ瞬間、同じ場所で出会えた偶然。
そんな偶然を起こすふたりが惹かれあうのは必然。

【詩作品】鼓動が聞こえる

気付けば君のことばかり考えて眠ることさえできなくて
空に光る星を見上げては綺麗だなって思う

君はそこにいないのに星に君を重ねてしまう
キラキラ輝きまぶしくて目が離せない

なぜ君はそんなにも輝いてるの?
触れたくて手を伸ばしてしまう

星は回っているのに中心はいつも君
僕は見つめるだけ
ひとりきり鼓動を聞いて

【詩作品】ボリュームが上がらない

隣の君と帰り道
傾きかけた夕日
あと少しだけで終わってしまう
制服と共に終わってしまう

今日の出来事を笑いながら話す君を見られない
つなぎたいのに伸ばせない手がもどかしくて

制服のリボンが風に揺れている
私の心と同じように震えている
明日はつなぎたいこの手も震えてる
伝えたい気持ちが声にならない

ボリュームが上がらない
ドキドキは大きくなるのに

**********

あとがき

卒業すれ

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【詩作品】涙は見せない

空を流れてく
雲を目で追って
君のところまで
行けたらいいのに

ねえ、今君もここ空を見てる?
東の空の向こうの君に会いたい

再会の約束と別れ
今もこの胸に響いてるよ
折れそうになりながら
今も立っていられるよ

涙は見せない
ひとりでは拭けないから
涙は見せない
再会の日まで
涙は見せない
君の腕の中で泣きたい

**********

あとがき

その日までとっておくね。

【詩作品】あの子が歌ってる意味がわかった

イヤフォンから聞こえていた
あの子が歌ってる意味がわからなかった
毎日会う特別じゃない君
今日は違って見えたんだ

駅で会って話をした
特別な音が響いたんだ
毎日会う特別じゃない君
今日は違って見えたんだ

特別じゃない瞬間に響いた音
この感覚は何だろう
僕は音の鳴る空を見上げた
息ができない

あの子が「ドレミ」と歌っていた
聞いたことない音が聞こえてきた
僕を包んだメロディ
あの子が歌ってる意

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【詩作品】壁掛けカレンダー

四角に文字を入れてゆく
ハートマークが増えると嬉しい
デートはいつも特別だから

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あとがき

毎日が特別になったらいいのに。

【詩作品】「大切」を探して

キラキラピクチャ魅せるため
きれいになりたい
きれいなものを食べたい
それもいいけどさ

イイネのためだけに右往左往して
自分の胸に残るもの疎かにしてない?

数を追ってキラキラ探して走り回るだけじゃ
時間が経てば埃かぶったぬいぐるみみたいじゃない
自分だけの大切なもの追いかけなくちゃ

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あとがき

たまに訪れる恋愛成分ゼロ詩。
数字を追いかける人生、疲れない?

【詩作品】道しるべ

耳に響く
君の言葉
私を癒して
私を強くする

強い風が冷たく胸を刺してる
何も見えない冷たい夜の中で
一歩先すら見えないこの現実
君の声が私の道しるべよ

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あとがき

先の見えない現実の中、生きていけるのは「君」がいるから。

【詩作品】ひとりぼっち

小さな胸を開いて
あなたに見つけてほしい
小さな涙の訳を見つけて
抱きしめて

重ねてゆくあなたと私
言葉を深く奥まで
胸から溢れる気持ちで
空高く二重唱

あなたと私
あなたは見つけてくれる?
凍える少女
あたためてほしい

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あとがき

いつも、誰といても、どこか寂しい。

【詩作品】まだ冬にいたい

冬を嘲笑うように太陽が照りつける
空が早く桜に会いたいかのように

まだ冷たい風が吹く
頬を撫でてゆく
後ろ髪を引かれている

君の声が消えてゆく
新しい季節に戸惑う
今は思い出に浸って
枕を濡らしたい

止まらずに流れゆく
季節は変わるものだけれど
君といた昨日までに
今は揺れたい

**********

あとがき

そんなに急かさないでよ。