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白あん

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私の詩作品だけ集めたものです。 トークを読み飛ばしたいかつ人間の汚い面を見たくない人向け。 全部含めて読みたい場合はマガジンのつぶあんか私のタイムラインがオススメ。 時間のあると… もっと読む
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2020年7月の記事一覧

【詩作品】ひとつの筆で

君の視線と僕の視線が
交わったとき夏が始まった
熱い空気がふたりを包んでいる
囃し立てるように

太陽の下で滑り出したストーリー
主役はふたり
終わりなんてない
不器用に描く真っ白なキャンバスに
ひとつの筆で
ふたりの手で

**********

あとがき

それぞれの未来を描くことも素敵だけど、「君」と「僕」はふたりでひとつの未来を描きたい。

【詩作品】生きること

風に吹かれ雨に打たれながら
歩いていくことなのでしょう
目を覆いたくなる
そんな日もあるでしょう

汗を流し歯を食いしばりながら
歩いていくことなのでしょう
心から叫びたくなる
そんな日もあるでしょう

生きることは辛いこと
そう感じることもある
それでも前を向く
それが生きることでしょう

だから輝くのでしょう

**********

あとがき

たまに訪れる恋愛成分ゼロ詩。

生きることは辛

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【詩作品】deep violet

la rouge 私と
le bleu あなた
触れたら新しい何かが始まる
chemical reaction

ヒトリとヒトリが交わって始まる revolution
胸の中ぶつけ合って本気の communication
バチバチ火花を散らしあったらヒトツになるさ
chemical reaction

becoming violet, more deep, more deep
ふたりが今ひとつに重

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【詩作品】君は夏に似ている

浮かんでくる笑顔は
青空の太陽に似ている
少し暑苦しいけど
誰よりも明るい

果てしなく広がる光は
大きな影だって消してしまう
君がそばにいるだけで
私は幸せになれる気がする

君は夏に似ている
私を明るく照らしている
小さな悩みなんて消してしまう
私だけの特別な太陽

できることならばこの夏が
ずっと続きますように

できることならばこの夏が
ずっと続きますように

**********

あと

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【詩作品】無常

ひとりため息をつく
隣にいる幻想を見る
変わる季節と空気
変わらぬ気持ちは涙を誘う

夕日に染まるワンルームに
君の姿を探してしまう

触れられるほど近くの
触れられない幻に手を伸ばす
何もない空気をなでて涙を流し
君がいた日々を思い出す

ただ隣に座り寄り添った
何気ない日が特別だったなんて
君が旅立つ日を迎えるまで
知らなかった

窓辺に君が好きだった花を
一輪飾り並んで空を見上げる
綺麗な夕

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【詩作品】マリッジリング

君と僕が力を合わせれば
強い風が吹いても大丈夫
だから手をとって歩いていこうね
涙も笑顔も全部ふたり分感じたいんだ

「ずっと一緒に」って約束しよう
ここから君と僕で「ふたり」を始めよう
銀のリングがつないでいる
歩く軌跡がきっと虹になるよ

**********

あとがき

「ふたり」ならきっと大丈夫。

【詩作品】ソーシャルディスタンシング

雨が続くと頭が痛くなる
低気圧なんて大嫌い
自粛自粛ばかりで飽きてきちゃった
君とのラブが足りないの

そばにいたい
そばにいて
明日晴れたら散歩に行こう

そばにいたい
そばにいて
手の届かない距離でもいい
君に会いたい

**********

あとがき

大切な「君」ともソーシャルディスタンシング。
でも会えないなんてやだ!
会いたいね。

【詩作品】恋は人を強くする

新しい白い靴を履いて
ホップ ステップ スキッピング
心も躍っている

水たまりを蹴りつけたら
キラキラ星が舞うよ
少女マンガのように

恋は人を強くするって
誰かが言っていた
嘘みたいな格言を
今実感している

暗く厚い雲も割れて輝く
私の心に光が射し込んでくる

新しい白い靴を履いて
ホップ ステップ スキッピング
汚れたって気にしない

世界は輝いているし
心には君がいるし
恐れるものは何も

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【詩作品】身だしなみ

見つめるだけで熱くなる
声を交わしたら蕩けそう
そんな日常に舞い上がる
友達は笑ってる

考えるだけでドキドキ
ふいに目があったらバクバク
君も気づいてるでしょ?
「いじわる」

15時過ぎの電車の中
君の後ろ姿を見つけて
髪を整えたりする

全然君は気づいてないのに
メイクが気になって
鏡を見てしまう

恋する乙女はみんなこうなのかしら

**********

あとがき

恋する乙女は大変!

【詩作品】wanna kiss

一瞬でも長く触れたくて
この部屋から出たくなくて
全部梅雨のせいにして
雨音響く部屋でXX

体温を交換する瞬間が愛しくて
離れられないワナ

**********

あとがき

こういう日もあるよね。

勝手にインスピレーション詩です。
妄想つぶやきをそのまま詩にしました。

【詩作品】散歩道

手をつないだら伝わる気持ち
恋する二人はなれぬように
梅雨空の下寄り添う二人
君の肩濡れぬよう傾ける傘

**********

あとがき

「君」のために。

勝手にインスピレーション詩です。
妄想つぶやきの続きを妄想して詩にしてみました。

【詩作品】指輪をはずしたいと思ってしまう

ごめんね
君のことをこんなにも
涙を流しても
止められないほど
好きになってゆく
深く深く
君の指の指輪を
はずしたいと思ってしまう

**********

あとがき

こんな気持ちを抱えて涙してしまう。
これは罪ですか。

この作品を女性目線で書きました。

【詩作品】プリンセスの魔法

ひとりきり寂しい夜にも星は降り注ぐ
キラキラと
物語のお姫様なら魔法を使える
それならきっと私にもできる!
明日キミに伝えよう

「ダイスキ」とキミに伝えて
少しだけでも私に染めたくて
もっとたくさん染まりたくて
ずっとそばにいたくて

シアワセになりたくて
「ダイスキ」の魔法をかけて
キラキラな未来をつくりたくて
ずっとそばにいたくて

**********

あとがき

「ダイスキ」はふたりを

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