2020年9月の記事一覧
【詩作品】君と迎えた朝のこと
君の長い髪を揺らす風が
僕の頬をそっと撫でる
感じたトップノートに
これ以上ないほどにドキッとする
少し暗い曇り空の朝
いつもよりも光のない空の下
横顔が明るくみえるのは
昨日の夜の光のないベッドのせい
手をつないだ君の頬が
少し紅く染まる
愛しさ3割増の
感情が溢れ出してくる
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あとがき
「君」と迎えた朝は特別な感情が溢れ出してくる。
【詩作品】ふたりの夜
闇に溶けたふたりの間に
真夏のように熱い視線
距離は縮まりそして重なる
やけどしそうなほど
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あとがき
秋の風が吹く中で夏を感じている。
【詩作品】サティスファクション
見上げた空はキャンバス
透き通るような青色
これからどんな未来も描ける気がする
色を選ぶのに夢中になって
タイミングを逃したら雲が本気を出すかも
誰よりも速く塗ろう
自分らしくその色で
見切り発車でいいさ
時代はあとからついてくる
付けた色が空になる
そんな感覚が快感
見上げる人の夢になる
抜け出せない快感
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あとがき
たまに訪れる恋愛成分ゼロ詩。
自分のやりたい
【詩作品】ふたつであること
「好き」だけじゃもう足りないから
何度でもくちづけて
生きている感覚が欲しい
カラダを重ねてる
溶け合って混ざり合ってひとつになりたかった
だけど今ふたつであることの意味を感じている
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あとがき
ひとつになりたいと思っていた。
だけど、ふたつであることには意味があると実感している。
【歌詞作品】放て、紅蓮無双百連撃
何気なく通っている学校には
この世界を守るという使命がある
地震とともに現れた悪夢
巨大破壊兵器“トコトン・コワスンダ”
立ち上がれ小室
変形だガッコーンV
ピンチはチャンス
今だ!放て!
紅蓮無双百連撃!
ガッコーンV
学校には
ガッコーンV
使命がある
ガッコーンV
悪を撃て
ガッコーンV
紅蓮無双百連撃!
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あとがき
たまにはこういうのもいいですよね?
逆佐
【詩作品】優しい気持ちになれる時
長い階段を登って行きなれた丘から街を見下ろす
次第に明かりが灯ってあたたかい光に包まれてゆく
光の一つ一つにある小さなストーリー
あたたかい気持ちになる
そんなことを考えてぼーっとする時間が好き
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あとがき
たまに訪れる恋愛成分ゼロ詩。
そんな夕暮れ時が好きです。
【詩作品】涙がこぼれた
高い空の下
どうにか暮らしている
迷子になりながら
君に気持ちを伝えたくて
雲一つない
なのに未来には靄がかかって見えなくて迷っている
不安に押しつぶされそう
喜びも悲しみも
君と分けあえたなら
二度と戻らない時間
だから後悔はしたくないの
踏み出せない自分の弱さに
涙がこぼれた
震える心がここにある
あたためて欲しいよ
君の笑顔が浮かんできて
涙がこぼれた
「あなたのことが好きです」と
【詩作品】秋空に描くふたり
愛とか恋とか国語の授業みたい
名前なんてどうでも良い
ただ君と寄り添っていたい
そんな未来を作りたい
手を伸ばして空に描こう
自由に飛ぶ鳥の軌跡のような奇跡
二羽の鳥が並んで飛ぶ
地上の僕らは並んで歩く
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あとがき
名前なんてどうでも良くて。
「僕ら」はただふたりで歩く未来を求めた。