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白あん

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私の詩作品だけ集めたものです。 トークを読み飛ばしたいかつ人間の汚い面を見たくない人向け。 全部含めて読みたい場合はマガジンのつぶあんか私のタイムラインがオススメ。 時間のあると… もっと読む
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2020年9月の記事一覧

【詩作品】君と迎えた朝のこと

君の長い髪を揺らす風が
僕の頬をそっと撫でる
感じたトップノートに
これ以上ないほどにドキッとする

少し暗い曇り空の朝
いつもよりも光のない空の下
横顔が明るくみえるのは
昨日の夜の光のないベッドのせい

手をつないだ君の頬が
少し紅く染まる
愛しさ3割増の
感情が溢れ出してくる

**********

あとがき

「君」と迎えた朝は特別な感情が溢れ出してくる。

【詩作品】ふたりの夜

闇に溶けたふたりの間に
真夏のように熱い視線
距離は縮まりそして重なる
やけどしそうなほど

**********

あとがき

秋の風が吹く中で夏を感じている。

【詩作品】散歩道

降り注ぐ秋の太陽
ジリジリと焼かれる白い肌が
愛しく思えそっと撫でる
君を感じていたい

**********

あとがき

涼しい風と熱い太陽。
秋と「君」を感じながら歩く道。

【詩作品】サティスファクション

見上げた空はキャンバス
透き通るような青色
これからどんな未来も描ける気がする

色を選ぶのに夢中になって
タイミングを逃したら雲が本気を出すかも

誰よりも速く塗ろう
自分らしくその色で
見切り発車でいいさ
時代はあとからついてくる

付けた色が空になる
そんな感覚が快感
見上げる人の夢になる
抜け出せない快感

**********

あとがき

たまに訪れる恋愛成分ゼロ詩。

自分のやりたい

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【詩作品】元カノ

君の目にはキラキラとまたたく星が溢れていた
その輝きが僕は大好きだった

星空を曇らせたのはどちらのせいかなんて
どちらでも関係ないよ
大切な思い出

星空の写真をふたりで囲んで笑ってた
星たちをつないで現れた恋人座

今は夜に溶けてしまった
あんなに見えていた星たちは
どこにあるのかさえわからなくて

記憶の中だけ
夢だったみたい
思い返せば浮かぶぬくもりと痛み

君も同じように感じていますか

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【詩作品】ふたつであること

「好き」だけじゃもう足りないから
何度でもくちづけて
生きている感覚が欲しい
カラダを重ねてる

溶け合って混ざり合ってひとつになりたかった
だけど今ふたつであることの意味を感じている

**********

あとがき

ひとつになりたいと思っていた。
だけど、ふたつであることには意味があると実感している。

【歌詞作品】放て、紅蓮無双百連撃

何気なく通っている学校には
この世界を守るという使命がある

地震とともに現れた悪夢
巨大破壊兵器“トコトン・コワスンダ”

立ち上がれ小室
変形だガッコーンV
ピンチはチャンス
今だ!放て!
紅蓮無双百連撃!

ガッコーンV
学校には
ガッコーンV
使命がある
ガッコーンV
悪を撃て
ガッコーンV
紅蓮無双百連撃!

**********

あとがき

たまにはこういうのもいいですよね?

逆佐

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【詩作品】リライト

【詩作品】リライト

優しい朝の涼しい風が吹く
日記のページがどんどんめくれていく
止まった瞬間こみ上げたモノ
あの日の記憶とあたたかさ

再び陽が当たった感情は
近頃忘れていた春色
愛しい夜も切ない朝も
最近感じてない物足りない

満たされていると言えばそうだけど
時々はドキドキもしたいじゃない
そう言ったら君は軽く笑った
やっぱり離れたくないって感じてキスをした

**********

あとがき

満たされるとド

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【詩作品】記念樹

【詩作品】記念樹

言葉にならない感情があふれ出す
止まることなどなく
ここに立つまだ若い記念樹
伸びる手に精一杯に葉を紡ぐ

葉たちは偏西風に乗り
世界の隅々を旅する
出会えた人たちに感謝して
僕はまた前を向きそして葉を紡ぐ

言葉はどこまでも続いてゆく
海も空も時間さえ超えてゆく
誰かの心に染み込んで
そして新しい希望になる

僕はまだこれからも言葉を紡ぐ
まだ見ぬ世界の誰かと出会う
刺激もぬくもりもやさしさも全

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【詩作品】優しい気持ちになれる時

長い階段を登って行きなれた丘から街を見下ろす
次第に明かりが灯ってあたたかい光に包まれてゆく
光の一つ一つにある小さなストーリー
あたたかい気持ちになる
そんなことを考えてぼーっとする時間が好き

**********

あとがき

たまに訪れる恋愛成分ゼロ詩。
そんな夕暮れ時が好きです。

【詩作品】涙がこぼれた

高い空の下
どうにか暮らしている
迷子になりながら
君に気持ちを伝えたくて

雲一つない
なのに未来には靄がかかって見えなくて迷っている
不安に押しつぶされそう

喜びも悲しみも
君と分けあえたなら

二度と戻らない時間
だから後悔はしたくないの
踏み出せない自分の弱さに
涙がこぼれた

震える心がここにある
あたためて欲しいよ
君の笑顔が浮かんできて
涙がこぼれた

「あなたのことが好きです」と

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【詩作品】秋空に描くふたり

愛とか恋とか国語の授業みたい
名前なんてどうでも良い
ただ君と寄り添っていたい
そんな未来を作りたい

手を伸ばして空に描こう
自由に飛ぶ鳥の軌跡のような奇跡
二羽の鳥が並んで飛ぶ
地上の僕らは並んで歩く

**********

あとがき

名前なんてどうでも良くて。
「僕ら」はただふたりで歩く未来を求めた。

【詩作品】ハンコイ

ドライアイスみたい
立ち込める煙のように
無限にあなたのことが浮かぶのに
心を埋め尽くすほどじゃない

浮かんでは消える想い
気になるあなたにハンコイ

気になるのに心の引き出しに
しまってしまうようなハンコイ

本気で好きなのに本気じゃないようにとられてしまう

本気で気になる存在
そんなあなたにハンコイ

**********

あとがき

勝手にインスピレーション詩です。
私の作品にナランチ

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【詩作品】恋かも

ふとした瞬間に浮かんでくる
君の笑顔に胸がキュンとなる
眠りにつく前の妄想癖
枕に顔をうずめて

声が聴こえたら熱くなる
視線が交わったら蕩けそう
こんな気持ち初めて
恋かも

同じ教室で過ごす時間
何より嬉しいけれど
少し近づきたい

だけどこれ以上近づいたら
爆発してしまいそう
前に踏み出せない

心は隠したまま目で追いかけてしまう
クラスメイト

**********

あとがき

好きだけ

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