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2021年1月の記事一覧
【詩作品】ちゃんと見てよ
「愛してる」だなんて軽い言葉で誤魔化さないでちゃんと見てよ
言葉は空へ舞い上がり世界に広がって私を包んでくれてるけど
空に嫉妬してしまうよ
隣のあなたが上を向いて歩いているから
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あとがき
前向きで未来を見て歩く「あなた」が好きです。
でも、未来だとか夢だとか空だとか、「あなた」が目指すものに嫉妬してしまう「私」がいます。
【詩作品】タカラモノ
音楽が流れて君の肩が揺れる
つられて私の肩も揺れてたまにぶつかる
冷たい足と裏腹に火照る顔と心
君がいるだけで冬も熱くなる
何気ない一瞬も君と過ごせばタカラモノになる
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あとがき
大切な人といるだけで日常が輝く。
そう感じています。
【詩作品】きっと晴れる
薄暗い空
冷たい風
けれど1月にしては少し暖かい朝に
今日の出来事に期待して軽くスキップする
感情は軽くなる
見上げた澄んだ空気の中で小さな鳥が舞う
しがらみから解き放たれたみたい
私の心も
重大な悩みだって
壮大な空の下ではちっぽけな出来事なんだって感じた
振り返らずに駆け出した
一瞬先へタイムスリップ
きっと何かが待っているから
東の空から日はまた昇る
世界を照らすために
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【詩作品】風と海と太陽と
こぼれ落ちる夕焼け
世界が赤く染まる
紅くなる頬も隠せる
この場所なら
砂浜を君と歩く
強い風がふたりの手を冷やす
今ならできる気がして
君の手をにぎった
背中を押す海風と囃し立てる真っ赤な太陽が包み込む砂浜で
君とふたりいるだけでなんだか春になる
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あとがき
ふたりで歩く冬の海。
心と手はあたたかい。
【詩作品】ホール・ニュー・ワールド?
君がふざけて頬に触れる
冷え切った指が胸を熱く刺激する
そんな日々がずっと続いたら幸せだと思う
永遠のテーマにピリオド
君と過ごす日常はキラキラあふれてる
少しも逃さないように抱きしめる
シンデレラストーリーにも憧れるけど
王子様は君がいい
全く新しい世界なんかより
ドーナツの穴の向こうの笑顔の君が好き
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あとがき
日常を謳ってみました。
映画みたいな物語もいいですが
【詩作品】未来を変える力
君と出会った日は初夏の太陽がじりじりと照りつけていた
柔らかい雰囲気にとても心があたたかくなったんだ
嵐のような日々の中で僕は気がつけば君の笑顔を考えていた
今と未来を変えたいと願った
震える指で時計の針を回す
小さなゆうきが時代を動かす
地球上で数え切れないほど繰り広げられる愛の告白
過去は変えることはできないけれど
僕らには今と未来を変えることができるよ
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あとがき
【詩作品】やさしい時間
小高い丘にある公園から見下ろす街が好き
西の空の赤い太陽が地球に吸い込まれる
少しずつ色を失う街の窓に灯る明かり
やさしい色に街が変わってゆく時間が好き
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あとがき
なぜでしょうか。
街の灯は心を落ち着かせてくれます。
【詩作品】あなたが遠い
「おはよう」目も合わせずに
「おはよう」隣で寝ていたのに
時間が距離を広げていく
あなたが遠い
出会った頃のような燃えるような情熱は息を潜めて
ひとつの狭い部屋の中で当たり前にあるような空気のような存在
テーブルの上に香りを失った冷めきったコーヒーがある
恋心みたいだ、なんて胸に刺さる感傷
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あとがき
情熱も冷めて空気になる。
それもいいことだと思っている。
でもね。
【詩作品】先に進むだけの旅
静かな海の波も時には激しく荒れる
それでも白波を割り滑る船に乗り込む
向かい風にも逆らって進む時の旅人
止まらない時計の針と先へ進む僕ら
待っていてもやっては来ないから
手を伸ばして掴み取る
波なんて越えていけばいい
僕らにはそれができる
高い波が空を隠す
それでも海をゆく
波の向こうに鼓動が聞こえるから
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あとがき
恋愛成分ゼロ詩。
波が未来を隠しても乗り越えれば
【詩作品】教科書には書かれていないこと
君と僕が歌う歌が空にふわりと舞い上がる
見上げた先が高く青く輝く理由を知った
冷たい風が頬を撫でる
手はこんなにあたたかい
君がいるだけで冬の温度は変わる
幸せの意味を知った
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あとがき
「君」と出会えて知ったこと。
それは今まで誰も教えてくれなかったこと。