【詩作品】涙が止まらないよ
私は怯えてばかりで何も言えなかった
手の届かない場所にいられるだけ
それだけでよかった
君の空気が一度だけ私と同じに見えた
私なら君に寄り添うことができるのかな
好きって言葉になぜ出せないんだろう
受話器の向こうの君の声
切ないよ
好きって言葉になぜ出せないんだろう
受話器に耳を押し当て涙
止まらないよ
好きって言葉になぜ出せないんだろう
涙は止まることなく流れるのに
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あとがき
片想い、言いたくても言えない想い。
この涙の数だけ好きがあふれているのに。
伝え合いましょう。気持ち。