【詩作品】夢追い人たちの雨
懐かしい香り
あの日の君のような
優しい雨粒たちが
地面を濡らす
湿った緑の葉
花弁の上の水玉
雲が流れたらそれは
美しく輝く
カフェの窓際の席で雨を眺めながら
頬を濡らしながら別れの言葉
それぞれの未来を願いながら
伝えあったね
海を越える決意をした
君の夢を想うよ
いつかスピーカーから
君の名を聞く日が来たらいいなって思う
未来を変える決意をした
僕は夢を追うよ
いつの日か大きな声で
君の名を世界に呼びかけるよ
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あとがき
夢だとか希望だとか、そんな些細なものがふたりの行方を変えることがあります。
いつか夢が叶ったら。
テレビ番組やインターネットで「君」の名を聞くことができたら。
あの日の別れが無駄じゃなかったと思えたら。
伝え合いましょう。気持ち。