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はじめてのWhitney Museum

10/30、朝から大野智巡りの続きをしつつ、Highlineのベンチに座って開館時間まで日に焼けながら本を読んだりしていました。

ホイットニー美術館に関しては、LACMAと同じくレンゾ・ピアノの設計ということで訪れたのですが、まぁもちろん各所で建築的な美しさも感じたけれども、エドワード・ホッパー展があまりにも良くてエドワード・ホッパー担になって帰ってきました(?)

どの画家・芸術家が一番好きなんですか?と先日ストレートに聞いて頂く機会があり、そして私は本当に雑食なので答えに窮してえーっと…となってしまって、だってぱっと思いついたところで若冲とか安易に答えたらミーハーだと思われるかなとか(まぁミーハーなんだけど)そういう邪念もあるじゃないですか(笑)
若冲と言えば、昔確かサントリー美術館でやっていた若冲と蕪村展に行った際に与謝蕪村の絵を見て人生で初めて泣き、それはなんというか、風景の中で生きる「人」を感じたからだったのを思い出し、エドワード・ホッパーもこの生きた人の仕草を捉えるのが非常に上手くて、もしかすると好きな画家に共通する点は、風景の中に「人物の生」を感じられるところな気がしました。(METで見られたクロード・ロランも同じ理由で好きです)
なのでホッパーの作品はある種グロテスクに感じる部分もあって、それがとても印象に残った展示でした。

これはコレクションにあった作品
なんとなく、グロテスクじゃないですか?
ちょっとしたスケッチが既に上手い

ちなみに、ホッパーは窓だったり、駅、劇場(の現実非現実の対比、え、Dream "A" liveの話ですか?)といったものに関心が深かったらしく、建築的な観点でも面白い作品が沢山ありました。

窓から見える建物、そして人

図録を買おうと思ったらまさかの品切れで、少し悩もうと思いますが、オタクは"迷ったらGO"の生き物なので、多分取り寄せる(shipping feeよ…)と思います(笑)

この日は、その後オフ・ブロードウェイに移動し、松倉カラーのドーナツを食べ(会計するときにお姉さんが爪かわいいわねと言ってくれた)、STOMPとBLUE MANを観劇してから会社の引くほどお世話になった先輩と約一年ぶりのキャッチアップディナーをして終了。

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