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奇曲について

珍しい曲についての小話を考えてみた。
きっかけは『ブルーピリオド』15巻のワンシーン。

ブルーピリオド

単行本ではこのシーンについて掘り下げていないのだが、多分モスキート音だと思う。
そこで、ふと考えたのが「子供にしか聴こえない曲」という話。
以下は設定について。

  • 曲のタイトルは『52』でジャケットはクジラ。

  • 18000Hz以上で作られている曲。

  • 10代までしか聴くことが出来ないため、未成年の間で流行している。

  • 市場では流通しておらず、ローカルデータを交換する形で広がっている。

特定の層にしか聴こえない音楽というのに浪漫を感じるのだが、よく考えるとモスキート音みたいに「キーン」としか聴こえないと思う。
あと、10代の間に作曲の技術を身に付けて世に出せる人間はいるだろうか。
(Adoとか?)
怪奇話だったら、人の声が聴こえるとか既に作られていそうだが、とりあえず思いついたので書いてみた。


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