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初めての転職でしくじった ある営業マンの話①

こんにちは、azumaです。

今日は自身が初めて転職をした際、ど派手に失敗した経験を公開していきます。目次はこちら。

【初めての転職でしくじった ある営業マンの話①】
0.この記事を読んでくれる方へ
1.『転職したい』に至った理由(限界的)
2.転職を相談する相手がいない
3.ネガティブキャンペーン

【初めての転職でしくじった ある営業マンの話②】
4.退職の仕方を間違える
5.初めての転職で得たものと失ったもの。
6.総括

この記事を読んでくれる方へ

あなたは今転職を考えていますか。
それとも転職したばかりでしょうか。
私は初めての転職で、

信頼
人脈
同志
お金
社会的な信用

を失いました。

35歳になって、転職5社目で従業員数2000名近くの人事部長となり、
今になって気づけたこと、当時誰も教えてくれなかったことをnoteに公開します。
初めての転職で失敗を少なくするために読んでいただきたいです。

『転職したい』に至った理由(限界的)

少し私の自己紹介を。
私は東京の四年制大学に通っていました。
大学を選んだ理由は、指定校推薦でいける一番学力の高いところ。
経営学部でした。
大学2年の終わりぐらいから、漠然と警察官になろうと思い、挫折。
当時自分が色弱(ちょっと見分けのつきにきくい色がある)だというのを、すっかり忘れていて、受験しても受からないという事実を知ったのは大学3年の3月でした。
当時の就職活動ではちょっと出遅れてしまった私は、

あらゆる業界に関われる
何らかの専門的なスキルを身に着けられる
今から成長しようとしている
HPがカッコいい

そんな判断基準で『私が活躍できそうな』会社を探していました。

私が入社を決めたのは、社員数20名程で新卒1期生を募集していた、インテリジェンス(現パーソルキャリア)出身メンバーで構成されたエージェントでした。
この会社がキャリアのスタートになりました。
就職活動や新卒時代の仕事についてはまた別のnoteで触れていきます。

さて、新卒で入社した会社で3年目を迎えたころの私は、

仕事:
人材派遣事業のキャリアアドバイザー→法人営業担当→自社メディアの広告営業マンへ社内異動したばかり。
名ばかりのリーダー職として、数名の新卒2~3期生をまとめる。
広告営業に転職してからの成績は、自分の給料分を稼げていたか微妙なところ。上司との関係は最悪。怒られることが嫌で畏縮して自信を無くしてました。自分に特別な才能は無いと思い知ったのはこの頃。
独立した同期と外で会うと、とても大人:考え方がしっかりしている人に見えた。今思えばこれが『隣の芝生が青く見える』現象でしたね(笑)
人材業界にいるくせに、自分がどれぐらい市場価値があるかもわからず、自分にもできるはずと悔しがってました。

プライベート:
彼女と同棲して3年、私の終電ギリギリまで働くスタイルに対して否定的。
家賃も食費も旅行代も男性が払うものだろう、という変な意識で毎月の固定費が12万ほど。それに飲み会が毎日。気前よく後輩に奢っては先輩面をして後輩のためにならない会社の愚痴を言いふらす。お客さんとの飲み会も基本割り勘。
結果、借金を抱えます。
当時で150万円ほど。
当然生活も改善しなかったため、首がまわらなくなります。
『もっと月給が高ければ、問題なくなるはず』という安易な考えでした。

こんな状況から、

私は限界的な転職を考え始めました。

長いこと退職面談に携わっていると、転職には以下3つパターンに分かれていることに気付きます。

アウトブレイク:突発的な転職
ハラスメント、体調(持病)、家庭の事情、会社都合などによる転職動機

キャリア:中長期的な転職
自身のキャリアを考えていった結果、仕事内容や環境、待遇を変えるための転職動機

リミット:限界的転職
職場の関係性、仕事内容、労務環境など、日々のストレスが積み重なって生まれる転職動機

私の場合、一番の転職動機は
・借金によるストレスからの解放
・労働時間改善による彼女との関係性改善
・自分の自信を奪う上司との関係を断つ
つまり、③のリミットでした。

転職を相談する相手がいない

さて、転職したいという気持ちが明確になった私ですが、
困ったことに誰にも相談ができません。
なぜなら、借金のこと、彼女との関係のことを内緒にしてたから・・・
『リーダー職になって、それなりに給料もらってるよ!』
『お客さんから奢ってばっかりもらってて、たまには後輩に還元しないとな』
『彼女とはいずれ結婚しようと思ってるし、仕事はめっちゃ理解してくれてる』
日頃から見え透いた嘘ばっかりついていたら相談できる相手なんていないですよね(笑)
しかも、一番親身になってくれるはずの同期にはライバル心丸出しで敵だと思ってましたから。
仕事で成功できないのは恥ずかしい。
まわりにいる同期は大したこと無い、後輩なんて泥臭い営業も知らない、お荷物ぐらいに思ってました。
35歳になった今では、一番自分の仕事を理解してくれているのは部下だったりするのですが(汗)
上司も、異動前の上司も見下してました。
この人達はきっとこの会社以外では活躍できない人なんだろうと。
ここまでくるともう病気ですね。。
結局誰にも相談することもなく、転職サイトをなんとなく眺め始めたころ事件は起きました。

リーマンショックの余波が訪れます。

なんとなく景気が悪くなるんだろう、ぐらいに思っていた矢先に。
どんな余波が起きたか。

新規の案件が受注できない(実績の無い新しい求人メディアなど使わない)
新卒4期生の自主退職勧告
実績順に減給

私にとって特に衝撃的だったのは、
新卒4期生の自主退職勧告でした。
今となっては、自主退職勧告だったのか、解雇だったのか定かではありませんが、入社したばかりの新卒を会社の存続のために切り捨てる判断をした経営陣に対して大義名分的に退職の意向を伝えたのを覚えています。
本当はそれが理由じゃなかった。
でも会社に見切りをつける理由が必要だった。

さて、まわりに対する言い訳を得た私はいよいよ初めての転職への道を進みます。

ネガティブキャンペーン

さて、新卒1期生というころもあり、退職の意向を上司に伝えると、それなりに引き留めていただきました。
上司、同期、副社長。
同期はたぶん経営陣からの依頼でしょう。
人と人とのコミュニケーションがビジネスを紡ぐという基本的な概念を見失った私は、正論を振りかざし、社内や取引先でのネガティブキャンペーンを始めます。
転職先として人材派遣と広告代理店業を担当部長としてゼロから立ち上げられるベンチャー企業を選択しました。
この会社を選ぶことがどれだけ安易だったかは追々振り返りますが、とにかく今の取引先を転職先にそのまま持っていくことができるとい小賢しい考えで、現職のネガティブキャンペーンを実施します。

『今はこのぐらいの価格で卸してますが、転職したらこの価格でやります』
『この会社は新卒を切っちゃうような方法で存続してる危ない会社ですよ』

などを取引先に展開。
結果、乗り換えてくれた会社は・・・ゼロ!
それどころか、
『自分が間を取り持つから、もう一度今の会社で頑張ってみたら?』と取引先の社長から言われる始末。
それでも自分がやっていることの愚かさに気付けなかった私は、
社内で同僚に対して不平不満をまき散らします。

皆さんは言霊って信じますか?
オカルトな話じゃなくて、
自分が発する言葉の影響を一番受けるのは自分。
これは今まで生きてきた経験上間違いないと思っています。

そこまで嫌いじゃなかった現職の陰口を叩きまくることで、
自分が今いる環境や、今までやってきたことまで、自分自身で否定し始める始末。
結果、私は退職日の一週間前から体調不良で欠勤を続けることになります。

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azuma『転職は冒険だ』

転職4回、35歳で人事関連部署の部長です。 転職相談と採用面接はおかげさまで、結構場数踏みました。 上手くいくときもあれば、大失敗することもある。 転職で起こるリスクをいかに低く抑えるか、次の職場での成功する近道は何か。自身の経験と転職者の生の声を伝えます。
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