見出し画像

3行日記(2023年12月7日)

午前中は穏やかで暖かだったのに、午後2時を過ぎると風が吹き始め、落ち葉や砂が舞い上がった。

橋の上を通るときは川面を拭いてくる強風に注意しつつ渡り切り、大通りを避けて住宅地の道を行けば、つむじ風が落ち葉をクルクルと舞い上げていた。

ふと、昔読んだ小説・吉田篤弘さんの本【つむじ風食堂の夜】を思い出して、渦巻く落ち葉を見つめていた。


この記事が参加している募集

3行日記

記事が少しでも心に残ったものがあれば幸いです。サポートもありがとうございます。創作の支えとして大切に使わせて頂きます。