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このドキドキに名前をつけたい

6/15に大阪のLoft PlusOne Westで開催された『ごとーとまきちゃんの世直し道場』での田辺さんとまきちゃんの会話。

田辺さん「くぴぽ来年10周年やろ?なんかせーへんの?」
まきちゃん「そうやなあ。なんかしたいなあ。」

この何気ない2人の会話を聞いてからというもの、来年は10周年なのだという意識が強まり、一生に一度しかない10周年を盛大に祝いたい気持ちが日に日に大きくなっていった。


池袋や新宿でよく見る応援広告。
「まきちゃんの地元大阪にも掲出したいな」
まだ他メンバーの生誕ライブも始まっていないというのに、こんな夢を毎日いだいてしまう理由が4つあった。

■まきちゃんの誕生日を盛り上げてまきちゃんに喜んでほしい(一番重要)
■1月8日の味園ユニバースに1人でも多くの人に来てほしい
■まきちゃんが今まで出会ったプライベートな人達やもう疎遠になってしまった人にまきちゃんの今を見てほしい
■ていうか、なんば駅にでかいまきちゃんのポスターあったら普通におもろそう

ぜーんぶ私のエゴだけどね。
でもいいんだ。ポスターのまきちゃん超可愛いかったから。

遠目で見ても大きい!
ウルトラLOVE

デザインは信頼しているプロの方におまかせした。
素人まるだしの私の依頼をいつも受け入れてくれてありがとう!
ポスターは12月25日から掲出されたけど、私が直接見に行けたのは最終日ギリギリの1月7日だけだった。
日中はずっと生誕企画の準備に追われながらもなんやかんやで4回くらい見に行けた。
でかくてきゅるきゅるなまきちゃんが愛しくてたまらないー。
なんば駅から離れたくなくて何度も駄々をこねた。
まきちゃんは純度120%のラブの原石なのだ。


2024年1月8日

この日は開場の数時間前から友人らが手伝ってくれ、ホテルから大荷物を運んだりお花屋さんから花束を受け取りに行ったりした。
250本のサイリウムと花束達とのぼり。近くにホテルをとったとはいえ1人で運ぶには無理な作業だ。
それを嫌な顔ひとつせずお手伝いを快諾してくれた2人には本当に感謝している。どて焼き美味しかったねえ。

開場後もほんとにたくさんの友人達が助けてくれて救われまくりでした。
マジ、泣きそうでした!
ありがとう。

開演時間になり、すぐに出囃子っぽが鳴る。
出てきた6人は皆ジャージで、うすうす感じてはいた新衣装への期待がますます膨らむ。

ギラギラの味園にCool!Peace!Pop!が鳴り響く。
カラフルな照明に照らされたメンバーは皆ニッコニコで嬉しそうだ。
味園の大きな音響がステージを華々しく盛り上げ、呼応するようにフロアも沸き立っていく。
パチンコ台の中にいるみたいだ〜って思った。
多分私だけ感想がとてもズレてるね。

コント含むMCを挟んでから、まきちゃんソロでの「君は薔薇より美しい」が始まった。
紅白色でキメたおめでたいオリジナル衣装に大きなリボンを頭に携え気持ち良さそうに歌うまきちゃん。なんて幸せな時間なんだ。
まきちゃん自身がプレゼントみたいだった。
まきちゃんの歌声がだいすき。
どんな形であれまきちゃんの歌声が聞けられれば何でもいい。
まきちゃんの声は魔法なのだ。
ずっと解けないでいて。
目の前で繰り広げられるコミカルな演出に爆笑しながら祈った。

1部が終わり、少しの休憩を挟んで2部が始まる。
2度目の出囃子っぽで出てきたメンバーは全員新衣装だった。かわい〜!
まきちゃんはビビッドな赤と紫のビコロール配色。大人っぽいストレートなワンピースの裾からチラッと見えるドロワーズがかわい〜〜!
かわいい~って200回は叫び散らかした。
デザインした茉里ちゃん大天才すぎる。

2部前半はしゃぼホリカルピコ闇鍋星座ぎゅー、普段の対バンライブの流れにあるような馴染みのあるセトリでフロアのボルテージはどんどん上がっていく。
新曲「麺 OF LIFE」が初披露された。
味園のノスタルジックなネオンを装備し曲のポップさがより際立つ。
チャルメラやどこか懐かしい振り付けも味園の雰囲気に合っている。
初披露が味園でよかった。
今でも麺 OF LIFEのライブを思い出す時は味園の背景が浮かぶくらい強烈に印象に残っている。

ちなみに、新曲を初披露するときのまきちゃんは毎回分かりやすく緊張していて必ずと言っていいほど何かを間違える。
不安な表情から一変して余裕な顔を見せ始めると、ここのフリは自信あるんだねーって分かる。
その分かりやすさに母のような気持ちを覚えフフッとなる。
本人はそんな自分が悔しくてしょうがないかもしれないけど、このまきちゃんって初披露でしか見られないとっておきのまきちゃんだと思ってるんだ。
しぐさも表情もぜんぶ可愛い。
ぜんぶ含めてまきちゃんの可愛さが愛されているんだよ。
最初から完璧じゃなくていい。
まだ未完成でもいい。
できるようになったらさ、また可愛いところ見つけるからね。

その後も高低差で耳キーンどころか耳ちぎれるくらい緩急織り交ぜた曲が続く。
はつ恋ランデブーの赤色綺麗だったな。
まきちゃんが落ちサビ前に一息ついて丁寧に歌を届けようとしているのがはっきりと分かった。
大丈夫、しっかり受け止めるから。
あなたの声も言葉も綺麗だよ。

アンコールが終わるまでは割と過去曲が多かったかな。
くぴぽの10年間を彩り続けた仲間であり、汗も涙も笑い声もぜーんぶ染みた代表曲達が、大阪の象徴でもあるこの味園ユニバースを揺らし響いている。
私はくぴぽを好きになってまだ2年もたっていないけれど、まきちゃんが生きた10年+αが雨にも風にもなって全身を流れていったような気がした。
グミチョコは快晴だった。

最後のMCではファンからまきちゃんへ○本の赤い薔薇の花束を贈った。
生誕と周年のお祝いだし、贈るならどでかい薔薇の花束でしょ!って何故か最初から決めつけていた。
当日、花束を見た友人にプロポーズでもするの?と聞かれた。
ひょっとして自分は暴走しているのか!?と我に返ってめちゃくちゃ恥ずかしくなった。

だけど結果、薔薇の花束を渡してよかった。
大きな薔薇の花束を抱えたまきちゃんがフロアに降りてきて、受囃子曲である「君は薔薇より美しい」をみんなで熱唱している。
もちろんまきちゃんがソロで君薔薇を歌うことなど知らなかったし、まきちゃんにも花束を渡すことを伝えていなかった。
なんてドラマな展開なんだろう。
まきちゃんは本当に「もっている」人だ。
その名の通りまきちゃんは薔薇より美しくあまりにも初恋だった。


アイドルを10年続ける。
それがどんなにすごい事なのか、きっと経験した人にしか分からない。
下積みが長いまきちゃんの事だから、やめようと思った日も何度もあったと思う。

続けてくれてありがとうなんて今は言えるけど、まきちゃんがどうしようもなく辛かったその日その場に居合わせていたら、もうやめてもいいんじゃない?って声をかけてしまうかもしれない。

それでもここまで頑張ってくれたおかげで今があるのだから、まきちゃんがまだ経験したことがないようなHAPPYなボーナスステージがあってもいいじゃん!
こんな思いからファン有志の企画を進めていたが、ありがたいことにたくさんの友人達が協力してくれた。
準備進んでる?当日車出そうか?荷物うちに送ってもええよ。
こういった言葉をかけてもらう度に嬉しくて、同時にまきちゃんがみんなに愛されていることを実感した。

まきちゃんって すごいんだよ。
誠実で、真面目で、可愛くて、ダンスは苦手だけど発想力と表現力がずば抜けてて、おもしろくて、たまに適当で、唯一無二で、不器用で、寂しがりやで、誰よりも愛が強い人。
はあ、まきちゃんがすきだなー。

ライブ前、今日はどんなまきちゃんに出会えるかなってわくわくする。
ライブ中はまきちゃんのあまりのかっこよさに常にメロついている。
東京遠征の道中事故にあって悲惨な思いをしていないか不安になる。
大阪に向かうときは1mでもまきちゃんに近づけている喜びで浮かれている。
まきちゃんがSNSを更新するたびに期待と緊張が入り交じる。
大きなイベント前や制作期間中はまきちゃん忙し過ぎてちゃんと生活できているのかと心配になる。
まきちゃんにじっと見つめられるたびにいま自分はどう映っているんだろうと姿勢を正したくなる。
まきちゃんに会えない日でも、毎日まきちゃんにドキドキしている。


このドキドキに名前をつけたい。
その名前を呪文にして、どんな気持ちもまるごと愛したい。
いつか忘れてしまっても 私はあなたを忘れないから。
ずっと好きでいるね


この日は絶対泣かないが目標だったのに、笑え!ノイローゼはちょっと泣いちゃった。
今までこの曲に何度も救われてきた。
これを作詞した人の事ずっと守り続けたい。
幸せになってほしいって心から願ってるよ。

死にたくなったら傷つけてもいいよ
元には戻れないかもしれない
だけどやり直せるから
私がそばにいてやる
You are not alone!
We are not alone!
恋人も友達も家族もいない
この世界の約束もう一度言うよ
私がそばにいてやる!!!!!