1月8日

初対面同士の会話でいつからまきちゃん推しなのか聞かれる事がある。
初めてライブを見た日、心掴まれた日、初めて会話した日、この人を追いかけようと決めた日。
いつもどの日を伝えるか迷う。
くぴぽを知りまきちゃん推しになるまでの半年間、どれかひとつでも欠けていたら今の私はいない。

その中でも2022年1月8日のまき誕は自分がハマるうえで大きなターニングポイントだったと思う。

西永福JAMの後ろの端っこで見ても、まきちゃんは鮮やかで強烈に輝いて見えた。
清涼飲料水みたいなしゃぼん玉ホリデーの音色、まきちゃんのキュートで優しい歌声、フロア全体から照らされる赤色の海。
この人を知ってみたいと思うには十分なライブだった。

それは生誕マジックもあるかもしれない。
どんなに知らないアイドルでもファンに愛されている姿を見ると魅了されてしまう。
愛されているということは同じくらい相手を愛しているということでもある。
きっと素敵な子なんだろうなと想像する。
幸せそうなファンの顔を見ると全然関係ない私まで嬉しくなる。だからお目当てじゃなくても生誕ライブは必ず見る。
生誕は幸せをお裾分けしてもらえる時間だと思っている。

2023年1月8日のまき誕は特別だった。

世界で一番幸せになってほしい人ができた。
その人を直接お祝いする事ができる。
もしかしたらこの世で一番大好きな、笑っているときの顔を1秒でも長く見られるかもしれない。
茉里ちゃんお手製のリボンヘアで飾られたお姫様まきちゃんは最高に可愛いくて、はつ恋ランデブーの初お披露目に緊張したりみんなからの愛に照れながらも楽しそうにライブをしていた。
間違いなく世界で一番のヒロインだ。
世界で一番幸せになってほしかったはずが、逆に世界で一番の幸せをもらってしまった。
来年もまたこの顔が見たいなと思った。

そして2024年1月8日、まき誕はまきちゃんの地元大阪にある味園ユニバースで行われる事になる。
味園ユニバースという会場名を知った時は嬉しくてたまらなかった。アイドル10周年という節目の年に大阪を選んでくれたことにドラマを感じずにはいられなかった。

味園ユニバースでワンマンをする。
くぴぽがそれを決断するにはかなりの勇気が必要だったと思う。

まだくぴぽを知らない頃、大阪のライブハウスは味園ユニバースと江坂MUSEしか知らなかった。
どれだけ遠征で足を運んでもなんばと心斎橋の違いがいつまでも分からないし、新幹線は梅田駅に止まると思っていたし、大阪の中心は江坂だと思っていた。
大阪は苦手だ。
まず地理が難しい。
サンホールから地上に出ると必ず方向感覚を失い道を間違える。心斎橋方面の道なのになんば方面ヅラをしている。サンホの前に「あっちがなんばだよ」みたいな矢印の看板を立ててほしい。
あと関西の友人はすぐミナミとかキタって言う。地図に載ってないのに。いつも「ミナミ 場所」って検索しなければならない。いい人なのにそこだけが欠点だ。
それと道頓堀はアレが多すぎる。夏に川沿いのベンチにからあげくんを置いたら目を離した5秒後にアレが乗っていた時は絶望した。

それでも大阪は好きだ。
一番見たいライブが見れる街。
まきちゃんに会える街。
まきちゃんが生まれ育った街。
まきちゃんを愛している街。
関西の人たちに会うのも毎回うきうきしている。
特にくぴぽのお客はいい人しかいない。
初対面でも気さくに名前を呼んでくれた。
分からない事は優しく教えてくれるし、冗談を言い合う時間の楽しさも私が大阪に通う理由のひとつだ。
もし初めての現場で不安な人がいたら、誰でもいいからこの人たちに頼るといいと思う。
もちろんわたしにも頼ってほしい!あなたと友達になって好きを共有してみたい。

まきちゃんのおかげで大阪を知って好きになれた。
これからもまだまだ知らない景色をいっぱい見せてくれる。そしてきっとこの場所がもっと好きになっていく。

1月8日の味園は一人でも多くの人に来てほしい。
私が言ってもなんの集客力もないことは分かっている。
でも迷ってる人がいたら絶対に来て欲しい。
関西のエンタメアイドルの最骨頂が見れると期待している。

みんなでパワーアップしたくぴぽを目撃しませんか。

2024.01.08(月祝)

「10周年なのにもうアカン!まき誕2024ワンマン~新年新春新体制シャンソンショー~」
at 味園ユニバース

開場15:30 / 開演16:30

手売りチケット(特典付き)¥3,000
前売¥3,000/当日¥3,500(各+1D)

🎫https://t.livepocket.jp/e/15pkl


<入場順>

①手売りチケット整理番号順

②LIVE POCKET整理番号順

③当日券