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ReBuild New Cultureをたのしみつくしたい

 今回はじめてCulture Centerだけの求人を行うにあたって、ここ1週間久々にカフェをうろついたり思考を大きく広げてみているのだけれど、これがもんのすごく楽しい。
 夏の入院以来、なかなかお店にいれなかったのが、ここ数日ちょっとまとまって滞在した途端、どどどどど、とやりたいことが押し寄せてくる。

 リビセンで見たいな、と思う景色がある。正確には日に日に増えていく。
 この感じを味わうたびに、新卒の時に、御茶ノ水のビレバンで帰り道に買った西村佳哲さんの本に書いてあった「お客さんでいれないこと」という言葉を思い出して、まったくこれだよなぁ、と思う。

 私の仕事の多くはCulture Centerという部署にひもづいているのだけれど、この部署のミッションは「ReBuild New Culture」という私達の理念をひとつの文化にしていくために、解釈や表現を模索し、様々な試みをしていく、ということとしている。

 ということはつまり、なんでも良いのです。
 ReBuild New Cultureを合言葉にして私達に出来ること、 繊維でも農業でも建築でも出版でも、各産業にそれぞれあるなと思うのです。
 リビセンは古材屋なので、主旋律は古材のレスキューではあるのだけれど、先日はぶどうをレスキューさせてもらったし、他には映画の上映会や金継ぎ教室、木工作家さんや布作家さんの企画展の開催も。ReBuild New Cultureの文脈と繋がることなら、なんでもできる。
 
 どう噛み砕いてどう表現するのか。どう筋を通してどう実現するのか。
 いちばん広義でReBuild New Cultureを楽しみつくせる部署だよなと思う。だから、すごく楽しい。カフェにたつのも、企画運営するのも。
 誰かにとってそんな風にいてもたってもいられない楽しみ甲斐のある場所に、Culture Centerがなればいいな。そして、わたしもまだまだ、楽しみつくしたい。

 オープンして2年、ポートランドのリビセンで見たみたいに、カップルでアイスクリーム食べながら古材を選んでくれたお客さんもいたし、家族でワークショップに参加してテーブルをつくっていってくれたお客さんもいた。
 特別な職能のひとだけじゃなくて、誰でも来れる場所になっていることが、とても嬉しい。Culture Centerが、そういう景色を運んできてくれる一端を担いつづけられますように。

 さて、夕飯つくるか。佐々木ファームから届いた越冬じゃがいも、あまくて美味しくてしあわせ。
 

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