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人生の頑張り時

今は人生での踏ん張り時なのかも。

今まで感覚で動いていた私。
今もそれは変わらない。

けれど。
感覚を無意識から意識レベルに引き上げたい。
そのために感覚を言語化しよう。

と思ってから、ちょうど1年。

少しずつできるようになってきた、気がする。
こうやって文章を書く時間を少しでも取っている。
とはいえ時間を作るのはまだまだ難しいけれど、書きたい!と常に思えるようにはなった。

今まで何か思って流れていって…の繰り返しだったけれど。
それはもったいなさすぎるし、薄っぺらい自分のまま。

日常には感じたり気づいたり心の琴線に触れることはたくさんあって。
せめてキーワードだけでも、と思って、ちまちまメモってたりする。

でも本当はひとつひとつを捕まえて、ひとつひとつについて真剣に向き合いたい。

まだまだ思考は浅いし、感覚を的確な言語で捉えることも難しいけれど。
今まで30年以上やってなかったんだから、今はできなくて当然。
できない自分を許容して、5分後の自分のために、今を生きる。

成長した自分に会えた

仕事のフェーズも変わった。

今までは製品不具合を直すための緊急対策的な仕事。
不具合の原因なんて至る所にあって、次から次へと潰していく感じ。
原因が見つけられなくて途方に暮れたこともあったけれど、周りの人に聞いたら一緒に考えてくれて、手を動かすネタの宝庫だった。

毎日毎日色々なことが起きて、毎日毎日対応して。
毎日何回PDCAサイクルを回したのか…というくらい、それはそれで充実していたし、成長感はあった。

そして多分、あの頃の頑張りがあったから、今の少しだけ成長した自分に会えたと思っている。

そういう働き方を評価しない人もたくさんいるけれど。
自分の糧になったと自分が思えば、それでいいんだ。と思える。

人の目も気にならないくらい、仕事内容にも人間関係にも大満足で、その環境に置いてくれた運命と上司とリーダーに感謝できる仕事だった。

そんな仕事をして6年。
慣れてきてしまい、自分の中でルーチンに入ることも多くなってきた。
見たらすぐに原因がわかるし、はっきりしなくても、なんとなく悪そうなところもわかる。

同じような仕事を続けていていいのだろうか?
成長の頭打ちではないか?

皆ができる技術になったというのもあったけれど。

自分をもっと成長させたくて、仕事テーマを変えてもらった。たまたまテーマが舞い込んできたこともあって。

この巡り合わせは逃したくない!
なんかそう思った。なんとなく、ね。

自分の苦手と向き合う

というわけで、今は入社以来3つめのテーマに取り組んでいる。
ゼロベースから取り組んで半年、試行錯誤は変わらないけれど、見えてきた部分も増えた。

そして検討すべき課題が見えてきた今。
今までだったら、設定条件を変えて、あれこれサンプルを作ってみて、また条件を変えて…という、いずれよくなるでしょ!スタイルだった。
しかし仕事が変わった今、社内のお客様が変わり、それは許されない。

どのような理想状態があって、
その理想にはどのようなアプローチがあって、
しかも複数アプローチを準備して、
それらに対してどのように達成するのか、方法論を論理的に説明する。

今までの、現在から改善検討する思考ではなく、理想を描いて具現化させるという逆算思考が求められている。
私のスタンスとは逆の思考法。

達成方法も、今の延長線上では難しすぎることがわかっている今。

まずアプローチを広く持つには、系の全体を広く俯瞰する目やゼロベース思考が必要。
固定条件やリミットを外して、ブレイクスルーを狙う必要がある。
リミットって、装置制約もだけれど、自分の脳内リミットでもある。

固定観念に縛られすぎる私は、縛られていたアプローチや設定条件から解放される必要がある。
そしてそれを検討している系にも伝播させる。

これがなかなか難しい。
提案されれば気づけるけれど、自分では全然気づけなかった。

自分が縛られていることにすら気づけなくなっている自分。
全体を俯瞰しゼロベース思考する必要性を、改めてヒシヒシと感じた。

そして、現場に出ていない人たちも、納得させる説明が必要。
現場を見ていない人たちの脳内でも再生できて、感覚的にわかってもらえるような資料作りスキル、説明力、気持ちを伝える能力。
すなわちコミュニケーション能力全般が問われる。

これらは、現場現物主義を貫いてきた、私の弱点。
わかるように伝える、理解されていない内容を汲み取って、丁寧に説明し直す。

本当に、苦手。

言いたいことの半分も、言葉として出てこない。
言いたかったことの半分以上は、忘れてる。

強みを生かして生きたい、と思ってはいるけれど、弱点も人並みくらいには引き上げたい。というのが、本音。

気づいていたけれど目を背けてきたことに、まさに今、真正面から向き合っている。気がする。

重要なのは、ひと

自分の苦手から目を背けず、向き合うきっかけになったのは、一緒に向き合ってくれる相手ができたこと。

私の苦手な思考部分を求める人が出てきた。
それに応えようとしている自分がいる。
いつもなら素通りしていたけれど、今はそうはいかない。相手のために。

一緒に考えてくれるし、提案もしてくれる。
私のつたない言葉たらずな話しも聞いてくれるし、咀嚼してくれる。
自分を成長させるために、願っても手に入れ難い環境に、今、私はいる。

今が耐えどき。
今を越えたら、新しい自分に会える。

そう信じて、今は仕事をがんばる。

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