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[日記]【‘‘想いを綴る’’】

ー薄墨の芸術における、もう一つの‘‘書く本質について’’ー


‘‘想いを綴る’’ということは、どういうことだろうかとふと考えることがありました。
私にとって、想いを綴ることは、作品を読んだり見たりしたことを考えたり、感じたり、インスピレーションを受けたりしたことを留めて、自分なりの言葉で言語化することは書く喜びでもあります。
そういった、過程も含めて‘‘書くことの本質’’には多くの楽しさもあり、学びもあるものだと思っています。
何故、綴る必要があるのか、そうしたきっかけを与えてくれたのはある一冊の本を手に取ったからでもあります。
それは、書家である篠田桃紅さんが記されました『その日の墨』という本であります。

内容に関しましては、以下の通りに簡潔にまとめてみました。↓

書家として、自らの半生を随筆によって描いた彼女の文章には薄墨の芸術が反映されている。
品性に優れた格調高い‘‘墨’’は本質を捉えている証であると感じられました。
抽象水墨と文筆家としての技量は、まさに形影相伴うものだと文体や形式から窺えられ、感銘を受けました。

薄墨と自身の半生が融和され、芸術性を帯びたエッセイとして生まれ変わっている。
篠田さんのエッセイから窺えることは、書家として文筆家としての技量が作品に才気換発さが自ずと表れている。
文章の質感が薄墨の芸術と重なり合って、読者である私たちに感動を与える働きがあると感じられました。
想いを綴ることで、今の自分にはない新しいものを見つけ出し、書くことから大きく成長していきたい、そう思いました。


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