見出し画像

[エッセイ]【‘‘結び目’’】

繋がりというものは、結び目と似ている。
そうした感覚を持つようになったのは、だいぶ前からあったと思います。
紐や糸で結んだ結び目の塊が緩ければ、すぐに解れてしまいます。
また、結び目の塊がきつければ、解れることはまずありえません。
繋がりを持つ以前は、出会いから始まるものであり、お互いのことを知り、理解するまでには何度か手段は問わずに、コミュニケーションを取らなければ関係性を築くことは出来ないものでありますし、それは異性だろうが同性だろうが同様のように思えます。
会話をする度に、もしくは文面でのやり取りの中で、その人の真の人格というものがあらわになる時が必ずあるものだと思います。
その瞬間こそ、対象者との距離感をもっと近付くか、離れるかは、自己判断によるものだと感じます。
結び目でたとえるのなら距離を少しずつ詰めていきたいのなら、結び目を強く結んで、距離を離したいのなら、結び目を緩くしていき、完全にほどけさせればいいものだと思います。
繋がりと結び目には、人との関わり方が反映されるものだと私は感じます。

よろしければ、サポートお願い致します。 頂きましたサポート資金は、クリエイターとしての活動資金として使わさせて頂きます。これからも、宜しくお願い致します。