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子づれ妊婦の、星のや軽井沢滞在記

先週、2泊3日で夫と娘と3人で星のや軽井沢に出掛けた。
星のやは色々と割引プランが用意されているが、なかでも120日前優待というプランだとなんと60%オフで宿泊が可能だ。だいぶ前に予約をして、忘れたころに旅行、というのもなんだかよかった。

我が家の車が故障中のため、電車と新幹線で向かう。駅弁を買って新幹線に乗り込めば、東京駅からわずか1時間程。娘は東京駅構内でさんざんはしゃいで走り回った後、新幹線では爆睡した。軽井沢駅から星のやまではシャトルバスが出ているが、満席で乗れないと言われ、すぐにタクシーに乗せていただいた(逆にラッキー)。我が家の玄関から星のやまで2時間程で到着した。

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真冬の軽井沢ということで、相当寒いかな...と思ったけれど、到着日はかなり雪が降ったにもかかわらずあまり寒いと感じるポイントはなかった。というのも、お部屋からの移動の際はフロントに電話をすれば、部屋の前まで車で迎えに来てくれる。敷地が広いので、お風呂や、少し離れたハルニレテラスなどにも雪の中、子連れで、しかも妊婦が歩くとなるとなかなかしんどいが、どこにいても車がすぐに来てくれるのだ。

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そうそう、キッズスペースもすばらしい。おもちゃや絵本の種類は大変豊富で子供が全く飽きないし、きわめて清潔だ。おむつもすべてのサイズの用意があるので、おむつの用意が十分でなくても安心。
今回は利用しなかったけれど、託児サービスもあり、2泊のうち1泊は夫婦だけで夕食、なども良いなあ。子ども用のお部屋食なども充実している。

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星のや軽井沢内には、メディテーションバスとトンボの湯、2つのお風呂がある。ちなみにお部屋のお風呂も十分広くて雰囲気も抜群、毎日新しいゆずが置かれていたり、子どものお風呂用おもちゃまで置かれていた。
なのでお部屋のお風呂でも十分だったし、娘と外のお風呂に入ったことはなかった私だったが、今回外のお風呂にはじめて挑戦する気になったのは、トンボの湯が赤ちゃんを含めた子どもがOKだったから。
更衣室にはおむつ替えコーナーがあったり、おむつ用ごみ箱の用意もある。
結果として、娘と2人ではいる大浴場や露天風呂は最高に良かった。娘もとてもとても気持ちよさそうで、「ちーねー(気持ち良いね)」と言いながら滞在中何度も何度も入ることになった。

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ちなみにメディテーションバスは子どもはNG。娘が寝た後に夫と交代で入ることになった。これがまた新しい体験で、すごくよかった...深夜だったので一人占めできたので2時間近く入浴していた。

行くまでは楽しみな一方、真冬だし、近場に遊びに行くところはないし、最近元気すぎる娘とまる3日遊んで、私は妊娠後期でひたすらしんどいし大丈夫かな...と少し心配もしていたが杞憂に終わった。
星のや内では、例えばこんなに寒い冬でも外に椅子とブランケット、暖炉をだして、お餅を網で焼いてぜんざいに入れて食べられるようなコーナーを設けていたり、24時間オープンのドリンクコーナーは時間帯によってドリンクやおつまみの内容を変えていたり、と様々な工夫がなされていて、全然飽きなかった。のんびりしながらも、広い敷地内を散歩したり、ご飯を食べにでかけたり、お風呂に何度も入ったり、ととても充足感のある3日間だった。

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ただお部屋のチョイスをもう少し考えればよかった!と思った。
テラスや、お部屋が広めの庭路地のお部屋を選択したのだが、そもそも寒すぎてテラスなんて出られない。部屋の中に階段や段差が少しずつあって、床は石なので子供が転んでケガをしないかと心配だった。バリアフリーのお部屋もあるようなので、今後はそちらでも良いかも。ただ庭路地のお部屋はフロントやキッズスペース、ドリンクコーナーにも近いのですごく便利でもあった。

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ちなみに今週は中国の旧正月で、滞在者は100%中国・台湾からのお客様だそう。私たちが滞在した先週でも半分以上中国・台湾・韓国などのアジア圏の方であるように感じた。中国では星のや軽井沢に宿泊することがステータスになっていて、最近は宿泊者のうちのかなりの割合だそう。

ちなみにこちらも豆知識だが、星のや軽井沢は、現在の社長になるずっと以前から星野温泉として存在していて、代々星野家が経営していたそう。そんな場所でもあるし、リピーターも多いことから、軽井沢は星のやの中でも比較的若手の社員の方が配属されることが多いとのこと。それは滞在していても結構感じられて、初々しい接客の方が多かったように思う(もちろんホスピタリティは素晴らしかったけど!)。

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妊娠後期に入り、第1子のころより何故かすごくしんどくて、動悸も息切れも激しく、一方でどんどん元気に走りまわるようになる娘と土日に丸々遊んでいることをしんどいと思ってしまったり、平日は朝と夜しか一緒にいられないのに、20時を過ぎると早く寝ないかな~と思ってしまったりする日々が続いていた。前述のように、旅行の間も四六時中相手をすることに心配の思いもあった。それに罪悪感をもちつつも。
だけど結果としてすごく楽しく、託児に預けたいなあとかちょっと休憩したいなあと思うようなこともなく、満たされた気持ちになる旅行だった。次は産後、家族が4人になってから星のや富士にお邪魔してみたい。
まあ、帰りの電車はアウトレット周りでへとへとになった我々を横目に、はしゃぎ倒して夫婦そろって死ぬほど疲れたけどね...!

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