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親1年目を終えた夫婦。子どもがいることで生まれる喧嘩。

昨日、娘が1歳になった記事を書いた。
今日は、親1年目を終えた私たち夫婦について書こうと思う。私の心の狭さが露呈するようであんまり書きたくなかったんだけど、書き始めたら自分の心の整理にもなりそうなので書いてみる。
はっきり言って、ここ最近夫との関係はすごくむずかしくなっている。誤解を恐れずに書くと、子どもがいなければうまれなかった喧嘩がかなりうまれてしまっている。

どうしても、私が寛容になれない。夫が出張などでいなくてワンオペのときはそんなに不満はでてこないのに、夫がいるのにやってくれない、と思うとイライラが募ってきてしまう。

もうこうなると負の連鎖しかない。思いやりややさしさは連鎖するが、逆もしかりだ。私自身、自覚はあまりないのだけど、こんな気持ちをもっているから、きっと醸し出す空気が不機嫌そうだったり、態度に出ていたりするのだろう。そうすると、夫もだんだんイライラしてくる。そのうちどちらかがあからさまに強い言い方になって、喧嘩が勃発。喧嘩というか、私は言い争いが苦手なのと、面と向かって言葉がすらすら出てくるタイプではないので、夫が攻める言葉を多く発することになる。

そして私は、夫に対し、
どうしてそんなこと言うんだろう。
どうしてそんな言い方するんだろう。
どうしてそんなことするんだろう。
どうしてそんな態度とるんだろう。
と想像する。でも、1ミリも理解できない。私なら絶対そんなことしない。
すごく悲しくなる。

夫の名誉のために書いておくと、夫は割と家事をする方だ。食事こそ作れないけれど、大体毎日掃除をして、食器を洗ったり、ごみを捨てたり、こまめに動いてくれる。

ただ土日は休日モードなのか、だらだらすることも多々あって、そういう一緒にいるときに動いてくれないことは、「私だって休みたいけど休める日なんてないのに」という狭小な思いを私に抱かせる。

また夫は朝がひたすらに弱く、寝起きも悪いので、夜間授乳をしていたときも起きることはなかったし、今も娘が夜中にぐずっても起きることはない。朝は娘とあわせて私だけが起きる。よく、男性は寝ているとき赤ちゃんの泣き声が聞こえない、というのでしょうがないんだと自分に1年間言い聞かせてきたけど、やっぱり夜中や朝、孤独を感じる。そうだ、わたしは寂しくて、悲しいんだ。

自分のことが悲しい

そして何より、こんな風に自分が思うようになったことも悲しい。これまでは相手に不満をもったとき、「いやいや、相手だって私に不満はたくさんあるはず」と思ってポジティブな行動をとるようにしてきたつもりだ。でも、心の余裕が足らず最近はそういう風に思えなくなってしまっている。
夫のことが大好きで、すごく仲の良いカップル・夫婦だったはずなのに。

これって産後クライシスっていうやつでは・・・。手遅れになることが怖い。「夫に期待してもしょうがないよ、自分で全部やるって思う方がいいよ」という声も聞くけれど、二人の子どもなんだから、二人で一緒にやりたい、と思う。

そんな日々の解決策

そんなちょっとブルーな日々を送っていたところ、つい先日また喧嘩をした。なんだかもう絶望的な気分になってきて、これっていつまで続くのかなあ、もしや我々もう半永久的にこんな感じ・・・?と悲観的になり、へこむ。
暗い気分を引きずったり、不機嫌で居続けることが苦手なので、なるべく切り替えよう、と迎えた次の日。夫もそう思ってくれたのか、彼が考える問題の洗い出しをして、解決策を提示してくれた。私がストレスを感じていることを、極力減らすように、家事の負担を減らし分担する提案だ。必要な道具はその日に買いに行った。(実は私としては、そもそも私がストレスを感じていることが原因で喧嘩になっているとは露にも思わなかった。むしろ夫が勝手にきれてるぐらいに思っていたぐらい。でも、もしかしたら私の無意識のストレスによってこういう関係性になってしまっているのかも、と、この日に思うことになった。)

相手は私ではない、だから伝えないといけない。

私は面と向かって相手に不満を伝えたりすることが苦手で(相手が不機嫌になることが嫌だし、空気が悪くなることが嫌)、伝えずともわかってくれてるはず、と思う、というか信じることが多い。しかし、夫はかなり相手の感情を慮ってくれる人だとはいえ、彼は私ではない。もっと思っていることを冷静に伝えて、積極的にコミュニケーションをはからないといけないな、と当たり前のことをすごく体感した。(そのためには、伝えたときに夫もイライラせずに聞いてくれるようになってほしい!)

私は人生では家庭が基本だと思っていて、家庭が幸せでなければ全然心が満たされない。仲の良い、よく笑う家族でいたいので、今後もぶつかったりすることはあるだろうけど、あきらめずに改善する努力をしていこうと思う。
たぶん、夫婦関係は良くなったり悪くなったりしながら、だんだん今よりももっと深い関係になっていくのかなあ。

最後に。
毎回この、やまもとりえさんの「本当の頑張らない育児」に共感する部分が多いのだけど、今回のもぐっさりきた。


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