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【英検5級】1ヶ月で合格した3つの方法(小5)ー小学校英語の先生が教えます

小5娘が英検5級を受けました。

それまでの英語力は3、4年生の学校の授業のみなのでほとんどゼロの状態(そして、英語嫌い・・)でしたが、1ヶ月の勉強で合格することができました。

今回は使用した小学生向けのテキストや進め方の紹介をします。私が長年英語を勉強してきた中で行なっていたテクニックなしでも、小学生でもできる勉強法も取り込んでいます。

親である昭和世代は「英語」というと身構えてしまう人も多いですが、5級=中学初級程度です。英語の発音が苦手なお母さんでも教えられる方法ですのでぜひ取り組んでみてください。


⭐️この記事を書いている人⭐️

公立小学校英語の先生

J-Shine(小学校英語指導者資格)

TOEIC 875点

元外資系航空会社CA

1児(小5)の母




1ヶ月の間、英検のために行ったのはこの3つです。

  1. オンライン英会話ー英検5級に特化したもの2社

  2. テキスト+単語ー使い方、教え方

  3. 本番に慣れる練習ー使用した教材と反省点を踏まえた勉強法


②と③は私が教えました。
3、4年生は学校の授業は「外国語として英語を学ぶこと」ですが軸は「コミュニケーション」ですので書くことはほとんどはしません。単語もなんとな〜く分かればOKなのでしっかり読む、意味を理解する、そしてオンラインで英語耳を育てることを目標にしました。

使用したテキスト

テキストはこちらを使い2周しました。


22項目に分かれていて、音源もスマホでダウンロードでき、使いやすいです。


小学生用に特化しているので細かい文法の説明などはなく、でも出るところがピンポイントでまとめられています。形式としては、このようになっています。

①例文で覚える単語、表現をなぞる、理解する

②Listen and Repeat

③練習問題(ドットつなぎなど)

④筆記問題とリスニング問題

まず問題を解いて、音声があるものは※シャドーイング。単語はカードに書いて一枚ずつ子供に見せていき、覚えているものといないものに分けます。

覚えるまで繰り返すことで確実に覚えることができます。

「シャドーイング(Shadowing)」とは
英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法です。英文を聞き終えてから繰り返す「リピート」ではなく、シャドーイングは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけて繰り返します。
「聞く」、「発音する」を同時に行うわけですから、リピートより難易度の高い学習法ですが、ポイントをしっかりおさえて繰り返し練習することで、確実に英語に慣れ、スキルは上達すると言われています。

リスニングもですが、このテキストは最後に予想問題があり

筆記試験25分

リスニング20分

と本番さながらのテストがありますので、最終週にはそれを繰り返し練習しました。

テキストは、書き込みせず、コピーして習い事や用事がない日に1日2単元ずつやっていきました。平日は朝学校に行く前、土日は夕方、と大体時間を決めて勉強しました。大体1単元10〜15分くらいでできると思います。表を作って1単元終わったら丸をつけていくようにすると、モチベーションが上がりました。

コピーが楽になるオススメのアプリ

テキストのコピーはこのアプリを使うととても楽です。

最初に数百円かかりますが、スマホで写真を撮るだけであとは自宅のプリンターに送信するだけ。(scanner proもありますがminiで十分)

アプリの中で使用したいテキストを保存できるので何度でも使えます。

単語の覚え方

単語は、テキストを解いていて分からないもの、間違えたものがあった場合メモしておいてカードに書き、毎日繰り返し見せて答えさせて行きました。
アプリでもいいかもしれませんが、分からない単語だけで良いし、教えている方も反応がわかるのでカードがいいと思います。

分からない単語を私が子供に見せて行き、3つに分類します。
①分からない
②惜しい(考えて分かる)
③分かる

そして覚えるまで毎日繰り返します。

①のカードは毎日覚えるまで、
②のカードは3日後
③のカードは1週間後

カードは100円ショップで購入。7.5×12.5cmのものです。

これに新しく出た単語を書いていきました。


利用した英検向けオンライン英会話2社

オンライン英会話は、英検5級に特化したレッスンを受けられるところを2社選び、週に2〜3回受けました。QQイングリッシュと、産経オンライン英語です。少しわかってきたかな、と思える2週目以降くらいからでいいと思います。時間の余裕があれば、多めに受けるのもいいですね。

なぜ2社を使い分けたか、その理由はQQはリーズナブルな分、予約がとても取りにくいからです。習い事もあり、週末出かけることも多いので、前日でも予約が取れる産経も使っていました。

オンライン英会話①

QQ kids English

キッズオンライン英語でも人気上位に出るQQ English。フィリピンのセブにある会社で何百人の中から先生を選ぶことができます。たくさんの先生を正社員として雇い、制服の先生がオフィスのPCからレッスンを行います。wifiの問題もなく英語のアクセントも気になるほどではありません。1回25分の通常レッスンで料金は100円〜1200円ほどです。英検に特化したレッスンはその料金プラス約300円。

QQは悪くないのですが、正直先生の当たり外れが大きいと思います。我が家も最初に当たった先生がハズレで息子のやる気を一気に削いでくれました、、、がその時は適当に選んでいたので、「もう一度だけ」と評価をよく読み、高い料金の先生を選んだらとても気に入り、それ以降その先生のレッスンのみです。

(それはいいのですが、人気の先生らしく予約がすぐ埋まってしまうので予約が大変です。)

英検5級対策レッスンでは、出る順パス単のテキストに沿って授業をしてくれます。

いつもの授業とは違って、例文に沿って自分のことを話す機会が多くあり、インタラクティブな会話になります。今までの知識をフルに出して話すのでとてもいい練習になると思います。

余裕があればこちらのノートに書きこめば定着が早いと思います。

QQイングリッシュHP

もし試してみたい場合は、入会者:月8回プラン(400ポイント)の初月無料ができるので私の紹介コードを使ってみてください。先生によってポイントが違いますが、平均8回のレッスンが無料でできます。

紹介で割引を利用したい方はこちら

QQ Englishホームページはこちら

オンライン英会話②

産経English on line HP

もう一つは子供向けの産経グループのオンライン英語です。こちらも時間は1コマ25分。ネイティブ講師or日本人講師、または非ネイティブ(フィリピン)講師を選ぶことができます。
我が家はネイティヴの先生をお願いしています。
料金は、25分2000円。

こちらの先生は日本人の先生を合わせてもキッズ向け講師は10人もいないのではないかな?大学生やパートタイムの先生が多い印象です。
自宅からレッスンをしてくれます。日本の自宅からのwifiの問題もありませんし子供慣れしていてとっても優しい先生ばかりです。
が、海外の先生はwifiの問題で1度レッスン時間開始後にキャンセルされました・・・

こちらも英検5級に特化したプログラムがあり、15ほどからあるカリキュラムの中から親が事前に指定することができます。
授業中は英語Onlyでパワポのようなスライドを見ながらになりますが、そこには日本語の説明が書いてあります。

また、予約も取りやすく前日でもOKなのでその点は楽ですが、親が子供の英語力とテキストの内容を把握できていないと指定するのが難しいのでは?と思います。その場合は有料ですが日本人カウンセラー相談もできます。
メリットは先生が良ければ、子供が初心者でも一人で受講が安心できることです。

最終週にやること

英検HPの問題を解く

英検のHP 過去問、サンプルページはこちら

終盤の4週目くらいになってきたら、英検のHPにある問題を解いていきました。

が、これは選択ではなく、記入するようになっていたので単語を教えながら一緒にやっていく感じでした。これらの問題は使用していたテキストよりも少し難しく感じましたが、リスニングはないので、別途練習する必要があります。

もちろんこちらのテキストも並行して取り組みました。

まとめ

以上、小5で1ヶ月で英検5級を合格する方法3つです。

  1. オンライン英会話

  2. テキスト2周+単語

  3. 本番に慣れる練習

小学校3、4年生の学校の授業では読み書きはなく、「コミュニケーション」としての英語を学びます。息子はリスニングが得意で、オンライン英語も楽しくやっていたので、耳で覚えるスタイルが合っていると思い、私もそれを意識して教えましたが、5級はもちろんテスト用紙(マークシート回答)なので読みの練習も必要です。

お子さんはいかがですか?耳タイプ?目から読んで頭に入るタイプ?

英検5級は合格率80%ととても高いです!

親子で一緒に勉強してぜひ挑戦してみてくださいね。









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