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【世界遺産】“首里城焼失”後の首里城公園で、遺構や大龍柱が公開されました!

 ハイタイ!6/12から首里城の正殿地下に残る遺構が公開されたので早速行ってきました。御庭などの有料区域が公開されたのは、2019年10月31日に起きた火災後、初めてです。

 正殿の地下に残る遺構は、15世紀半ば以前〜沖縄戦で焼失するまでの間、何度も建て替えられた首里城の基壇の跡です。この遺構が、世界遺産に登録されています。「昨年の火災で、もしこの遺構も失われていたら…」そう思うととてもゾッとします。この遺構こそ、歴史を伝える大切な遺構なので、本当に無事でよかったと心から思います。

 守礼門、歓会門、瑞泉門、漏刻門、広福門、奉神門を通って御庭へ。首里城赤瓦漆喰剥がしボランティアに参加した際に御庭の様子は一度見ているのですが、それでも、こうして奉神門をくぐって御庭に行くのは約一年ぶり。この日をずっと待っていたのですが、それでも、歩みを進めるのはとても緊張しました。

 御庭にはもちろん正殿はなく、敷瓦にはヒビが入っていたり、黒い煤がとても目立ちました。あの立派な朱色の正殿があった時の姿が頭の中をよぎります。何度も何度も通って取材をしてきた首里城。本を片手に、長い時は8時間滞在していたことも。今こうして思いを綴っていると、目頭が熱くなります。

 2019年10月31日の首里城火災から半年以上が経ちました。少しずつではありますが、今回の有料区域公開のように、行ける範囲も広がってきています。ぜひ、今の首里城の姿を多くの方に見ていただきたいです。

 後編は、いよいよ遺構を紹介します。遺構があるプレハブの近くには、被災した龍頭棟飾、ボロボロになった赤瓦なども。今の首里城をぜひ多くの方々に知ってほしいです。

 また、焼失前から焼失後も、ずっと首里城を取材し続けています。これまで撮影してきた過去動画もたくさんありますので、そちらもぜひご覧ください。

最後まで読んでくれて、いっぺーにふぇーでーびたん!これからも、ゆたさるぐとぅうにげーさびら♪