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100日連続投稿を終えて


一昨日が100日連続投稿の日だった。

スタートした時、特段誰に告知するわけでもなく100日目を区切りとして終わるつもりだったのだが、どうせなら煩悩の数までとも少し思ったけど、当初の予定通り筆を擱く。

まぁ、100日だからどうした、という話だ。そんな大層な話ではない。


はい、とりあえず、反省会。


元々は、文章を書くということへのリハビリのために始めたことだった。

「リハビリ」と書くとアレな感じだが、まぁ、アレだ。


毎日ダラダラとどうでもいいことを垂れ流すだけのリハビリ場所。それがここだ。世の人々において意味もない無駄知識を使って、取るに足らないつまらない話を延々と流すだけ。どうでもいい緩い日々を綴るだけのものだったはずだ。

そのはずだった。

1月22日のスタートから100日経ってみるとどうだ。

日々、某ウイルスの話ばかり。偶々タイミング的にそういう時期だった。

その話、楽しいのか?美味しいのか?旨いのか?一口目飲んだ後、プハーって言えるのか?

全っ然、言えない。笑えない。

そりゃあ、たまには「これじゃ、某ウイルスのことが周囲に巻き起こすことについての愚痴ばかりでテンション下がりっぱなしじゃん!主人公はコロナちゃんかよ!」なんて思い直してみたりなんかすることもあったりなかったり。

最初の頃は少しばかり抵抗してみた。某ウイルス関連ワードだったり政治的色合いの強いワードだったりはできるだけ排除してみたり、全然関係ない話題の流れに変えてみたり。

しかし、一度流され始めるとダメだ。あー、ダメ。情と一緒。

世の中がこんなんだからと嘯いても、それは自分が一番よくわかっている。某ウイルスと関係ないことを書こうと思えば書けるわけで、あえて自分でお題を選んでいるわけだから。


当初からTwitterのトレンドワードをお題にして何か書くということだけしか決めていなかった。しかし、日日の更新を目的としていると、自分の決めた制約が邪魔をする。

Twitterのトレンドワードを追いかけ、その翌日中に切り口を考えて文章化する。それをルーティーン化させることができるか、ということが自分の中でのテーマだった。

誰に向けているわけでもない。翌日の朝礼の3分間スピーチネタを考えているだけだ。

よく「書くことが見つからない」という人がいる。壮大な話などではなく、別に何について書いてもいいじゃないかと思う。そういった意味で、日々どこかで流れてくる事柄に対して、自分が思うことを書くのは、題材として容易なことだと思う。それを面白く味付けできるかどうかは別問題として。

ただ、少しくらいは書き溜めできるような、フレキシブルな企画テーマとか、二段構えにしておくとか、もう少し柔軟に対応できる何かを考えておく必要があったと今更ながら思う。


というわけで、noteで100日連続で書いてみて思ったこと。


・アカウントを作ったらすぐ書こう

noteのアカウントを作成して結構時間が経っていて、しばらく放置していたら「note継続記念」のバッジだけ先に揃ってしまい、モチベーションの一部が削がれてしまった気がした。

ついでに、Twitterで告知したのもかなり後になってからだったし。

たぶん、アカウントも新鮮な方が美味しいに違いない。


・自分が何者かを明らかにして書こう

note以外にも言えることだが、何かをアピールしたい時、自分の信用度は大切だ。やり方は人それぞれで、私はあまり自分を明かしていないが、経歴などのバックボーンを前面に押し出すことは、自身のキャラクター作りの基本でもある。ジャンルによっては、内容の信憑性に関わることもあるだろう。顔出しをすれば更にキャラクターは固まる。必須ではないが、書いている人間を想像させ易くするための大切な要素だ。

自分自身のプロモーションなので、失敗すると後に引きそうだが、誰もそんな些末なこと気にしてないと思うことだ。


・ターゲットを決めて書こう

やはり、誰に向けて書くのか、ということは大切だ。ターゲットが決まっていれば、自ずと文章の内容の方向性も決まってくるはずだ。ターゲットに読んでもらえる内容、時間、量など効果的な方策を検討することができる。

それに付随して大切なのはタイトル付けだ。東スポの見出しではないが、まずは手に取ってもらうことが始まりだ。

世の中の多くの人に読んでもらおうだなんて甘い考えは捨てて、特定の層にしっかりと刺さるターゲティングをした方が現実的だ。

私のような日和見主義で似非リベラルな人間からすると、自分の立ち位置を確認しながら書いてしまうから、どっちつかずに終わってしまう。


・更新時間を決めて書こう

毎日や毎週など、同じ時間帯に更新するということは、その時間に見ればいいという安心感がある。それは同時に、その読み手の日々のルーティーンに入り込むことができる。

noteは予約投稿ができないため、投稿時間を固定することは意外と難しい。それをすることも可能なのかも知れないが、自分の生活リズムの決められた時間の中で、自分の文章をまとめるというルーティーンも、作り出せるはず……だった。


・目的を持って書こう

これが一番大切なことかもしれない。

大まかな目的は、少なからず続けていくために必要なことだ。

私は文章化することのリハビリとしていたが、もう少し具体的な目的と目標が必要だったと思う。

短期的、中期的、長期的、そして最終的な目標を自分の中で掲げることで、自分を鼓舞し、目標を達成した時の達成感を得ることもできる。



今回、noteを書いていくにあたって、企画立案するならアタリマエのことが抜けていた。

「5W1H」……やっぱりこれが基本だ。


書くことが本当に好きで好きで仕方がなくて辞められない止まらないという人のことが本当に羨ましい。それは溢れ出すひとつの才能だ。

それを人に伝えるとなると、もう一段難しい。やはり策は必要だろうと思う。

しかし、今回、思った。

さんざっぱら世の中の営業マンが言われてきた味のなくなったガムみたいなもんだけど、「商品を売る前に自分を売れ」ってのは、まぁ、真理だ。



noteでフォローしてくださっている素敵で奇特な方々、そして、いつも「スキ」を押してくださる方々、ありがとうございました。

一旦、noteは更新をストップしますが、もし何かありましたら、Twitterまで。

Twitterでテレビの備忘録を残し中。こちらも特に誰のためにとかいうわけではない私のリハビリの場です。


【特に意味のない自己紹介】

広島県出身。親の都合で引っ越しを繰り返しつつ、某市立小学校、某市立中学校、某県立高等学校、某国立大学教育学部卒といういたってリーズナブルな進学経歴で、某ゲーム会社に入社。世の中に笑顔を作り出すお仕事をしたかった。わけあって、某ゲーム会社を退職後、何らかのフリーランスという名のダメ人間営業中。現在、横浜市在住。テレビやマンガなどが好き。



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