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スペイン マヨルカ島の古都アルクディアで観光パエリア食べた話。(中編)

スペインのマヨルカ島旅行記のつづき。よろしければ前記事からどうぞ。

地中海で泳ぐ夢を叶え満たされたわたし。アルクディアの街中にも行ってみた。

移動手段はバスとなります。Google Mapのバス案内正確でした。Google Mapの交通案内が使える土地ならどこでも旅できそうな気になる。バスって難易度高いけど、使いこなせるとつよいよ。アルクディアは、城壁で囲まれた旧市街地。ローマ時代の遺跡がここそこに。「スペインの最も美しい村」に指定されているとのこと。散策してると、タイムトリップ感がしてよい。たしかにローマみがあるような気がする。美しぃー

キレイな石畳の街。曲がりくねった路地。曲がりくねった道の両端にはマーケットもあるが、店量も人量も少なめ。静かめ。もちろんネオンぎらつき看板広告はありません。そして住宅街も壁の色味や植物がいちいちおしゃれで飽きさせない。重要なのは、インスタ蝿たちが群がってないこと。圧倒的にいい。いないことって気づきにくいけど、盲点だけど、蝿はいないに越したことはない。ヨーロッパは全体的に虫少なめ。ここはほんまの虫の方。写真を見返しても、ここで体感した以上には良くないし、使い道もあまりなかったので、ぜひフォトジェニックなこの街を、目で味わってほしい。 

ヨーロッパ旅でも、頑なに機内持ち込みのスーツケースでキメる荷物少な人材ことわたし。荷物を増やせないため買い物ができなかったが、リゾート地でよく見るリゾートドレスが、めっちゃファッショナブルだった。アジアの、一枚布をゴムとかで工夫しました〜!ワンピースとは似て非なるそれ。流石ヨーロッパ。

靴も可愛い。近くの島で人気の伝統サンダルがあるみたいで、可愛いサンダルがたくさん売ってた。全てが繊細なディティール。ブランドコピー屋みたいなやばいゾーンはなくて、気品があった。流石ヨーロッパと2度も言わざるを得ない。

城壁で囲まれたレストランで食事をした。Google Mapでパエリア食べれる店を探すも、どのレストランもいうほど差がわからない。このエリアでは全てが平準化しており、ビーチ内の観光最前線レストランでない限り、どこでも均等に80点程度の満足が得られるような気がする。だから、ジャケ買いくらいの気持ちでレストランは選んでいいと思う。雰囲気で選ぼう。なんせスペインはご飯がとにかくうまい。美味大国だ。この国には、美味と超美味しかないのか。

これはどうせ観光パエリアだけど、ナイスガイが美味しく取り分けてくれてくれて笑顔で渡してくれた時点で美味しい。日本のパエリアと違って、米が固くてどっちかっていうとパスタっぽい感覚で食べれる。鍋に薄く敷き詰められてて、味が濃い。これをおかずに白米もワンチャン食べられる。そして観光パエリアには、観光サングリアが合うね。サングリアは太陽の下で飲む飲み物だわ。赤ワインは苦手だけど、氷と盛り盛りフルーツで薄まった本場のサングリアは別腹、別ノド。染み入る。のちほどサングリアは古いワインの味を誤魔化すためにフルーツ入れてる飲みもんって聞いたけど、聞いてないふりして旅中ずっと飲み続けた。

富裕層船エリア。ウェイな人たちは、イビザ島あたりに行くから、マヨルカ島が落ち着いているのかな。どこも品がある。ここにも、クルーザーパーティーに誘う港区おじみたいな人もいるのかな。いなそうだけどそれはヨーロッパを過大評価しすぎかな。やばい奴は一定数どこにでもいるよな。

足。足たち。

生ハムの群れ。生ハム原木売り場をはじめて見た。スペインっ子は、ここで食欲が湧くのだろうか。わたしは湧かないよ。むりむり。想像力を働かせて、類似物から類推しよう。そうだ、鰹節だと思えばいいのか。乾物カツオなのか。いや、足のリアルさが…。豚って親指か小指みたいなのがあるんだね。

海外のスーパーめぐりは楽しいよなぁ。物価は、まあ観光地価格。って感じ。たか!!ってほどでもない。ヨーグルトが安いのだが、なぜか4個パックまたは巨大パックでしか売られていない。旅行者のニーズをわかってないぞ。喝。

こんな遠くの離島にもしょーもないゲーセンが合って和むね。

太陽はずっと動かないのに、世界のいろんな場所で沈む。

マヨルカの想い出、噛めば噛むほど味がしすぎて終わらない。


離島の大都会、パルマでエンサイマーダ食べたよ編に続けてみました。よろしくどうぞ。

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