【2301】学情 銘柄分析
①事業内容
就職情報サービス会社で、新卒学生や20代の就職・転職を支援しています。事業内容は、人材関連サービスと広告関連サービスの2本柱です。
人材関連サービスには、新卒採用事業、第二新卒・中途採用事業、人材紹介・派遣事業などがあります。広告関連サービスには、一般広告メディア取り扱い・制作、各種SPツール制作などがあります。
②業績
23/03/13発表の第1四半期は売上高が前年同期比188.3%の11億円となりました。採用マーケットの回復傾向に。従業員1名あたりの売上高は、前年同時期比165.2%の伸びとなりました。
③財務状況
自己資本比率92.4 %と財務も安定。
④ストーリーや材料
・オフライン転職イベントの好調さ
・新規サイトの立ち上げ
⑤リスクや懸念点
・新卒の市場規模の将来性
・ChatGPTなどを活用した競合との差別化
⑥主要顧客
20代30代の新卒や中途者が中心。
コロナ明けからの求人の増加傾向。
⑦競合他社
就職情報サイトの市2020年度の調査によると、以下のような競合の市場です。学情が運営する就職情報サイト「あさがくナビ」「Re就活」は、その他のカテゴリーに含まれます。その他のサイトの中でのシェアは、公開されていないようです。
マイナビ:32.2%
リクナビ:28.6%
キャリタス:17.8%
その他(学情等):21.4%
⑧市場規模
新卒採用支援サービスの市場規模は、2020年度で1,168億3,000万円でした。コロナ禍の影響で前年度比9.2%減少しています。
第二新卒の転職市場規模は、2015年度で140,660人でした。就職者数に対して3年目までに離職した人の割合は31.8%でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?