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世界最強パスポート

日本のパスポートが世界最強クラスなのはご存知かしらん?
2022年現在、日本人がビザなしで渡航できる国は193カ国にものぼる。

ところがコロナ前でも、日本のパスポート所持率は24%と先進国の中ではかなり少ない。世界には日本人に好意的な国も多く、なんだかもったいない気もする。


海外へのハードル

長期休暇が取りにくいことや、治安や食事を心配する声もあるけど、やっぱり言葉の壁が一番のハードルという。

でも個人的には、単純に日本人以外の環境に慣れていないだけなのかなと思ったりする。

日本に住む外国人は人口の約2%しかいない。海外に行ったり、外国人と接することは特別なことと捉えて、身構えてしまっているのかもしれない。

オープンな人々

徳島県の山奥にある神山町は、近年移住者に人気だ。地元の人がよそ者にも寛容だという。外国人英語教師のホームステイを受け入れたり、海外アーティストにアトリエを提供してきたまちづくりの歴史がある。

海外でもタイが観光立国として成功している一因に、ベトナム戦争時にアメリカ人がタイ各地で休暇を過ごしていたという時代背景がある。

これらの地域の人がみんながみんな英語を話すわけじゃないし、外国に住んだことがあるわけでもない。ただ日常に様々な人と接する機会がある。環境が人に与える影響は大きい

好奇心旺盛ですか?

もちろん日本人でも外国が好きで、自ら異なる環境に身を置きたい人もたくさんいる。

私は小さい頃から日本とは違う文化ってどんな感じなんだろうと興味津々だった。特定の国っていうよりかは、様々な人種の人が行き交うような場所に魅かれた。

そんな私が縁あって暮らしたシンガポールはまさに多様性の高い国だった。中華系、インド人系、マレー系と民族も様々で、在住外国人の割合も38%と高い。そして日本人も3万人以上住んでいると言われており、決して少なくない。

海外に暮らす日本人

意外に日本人は外国に住んでいる。

アメリカは移民の国だけあって、留学生から駐在員、永住者まで移住先No1。中国や韓国は地方空港にも就航していたりと日本と行き来しやすいのが魅力。オーストラリアは時差も少なくワーホリで人気の国。

慣れない土地で日本人とのつながりを大切にするか、現地の人と積極的に関わって新たな人脈を開拓していくかは本当に人それぞれ。

でも誰しも外国にいると『日本人であること』を意識する機会は増えるんじゃないかな。

日本人アイデンティティ

私自身も異文化に触れて初めて、日本という国を客観的にみれた気がする。

長い歴史があって、対外的な影響をあまり受けずに独自の文化を育んできた国はなかなか珍しい。日本って実は個性的な国だったんだと目から鱗。

礼儀正しさやマナーの良さで世界的に信用を得ているからこその最強パスポート。

海外渡航が再開してきた今、ジャパニーズパワーを使って世界を見てみるのもいいかも!



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