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もしもラングドン教授が日本に来たら…

 ベストセラーになった『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめとする、ダン・ブラウンのラングドン教授シリーズ。

 最新作『オリジン』は、3月下旬に、角川文庫で出たところだ。

 今回の舞台はスペイン。表紙にはサクラダ・ファミリア。


 私は未だ読んでいないが、気になって仕方ない。映画化もされるのだろうか?これまでの作品と同様に。

 そこまで考えて、ふと思いついたことがある。

 シリーズは、イタリア、フランス、アメリカ…そして今回のスペインと様々な地域を舞台にしてきている。物語の展開の中で、複数の国をまたいで移動することも少なくない。

 さて、次はどこの国の、どこの都市が舞台になるのか。何がテーマになるのか。

 ラングドン教授は宗教象徴学者。専門家ならではの、コアな知識が披露されるのは楽しみの一つだ。

 もしも、彼が日本に来て、事件に巻き込まれるとしたら…。

 やはり寺か、それとも神道関係か。

 となると、舞台の候補の一つは京都や奈良だろうか。この二つは、今や観光地として熱烈な人気を集めている。数年前に、私も奈良の東大寺に行った時には、ヨーロッパやアメリカ、中国からの観光客だらけで驚かされた。

 謎が多く含まれている寺、といえば、法隆寺あたりだろうか。

 神社なら、伊勢や出雲か。

 日本の歴史上の謎を解き明かしていくミステリーといえば、既に高田崇史さんのQEDシリーズをはじめとする作品群がある。

 もしも、ダン・ブラウン氏が日本を舞台に書くとしたら、どんな話になるだろう。

 桜と一緒に映るラングドン教授(トム・ハンクス)を見る日は…来るのか、それとも来ないまま、か…。

 何にしろ、去年『オリジン』が出たばかりなら、次は数年後だ。どんな話が出るやら。そして、『オリジン』は映画化されるのか。気にしながら、明日は書店に文庫を買いに行こうか。

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