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寒さに耐えてる犬と震度6弱と自己の欲望。

鳥取に震度6弱の地震のある日に、前日から行きたかった海カフェに行った。

毎日を気持ちよく過ごしたく、お気に入りのカフェで本を読む予定をしていた。

家を出る手前には、芽衣が小屋の中で丸くなっていた。寒い日だったから。
鳥取は震度6弱の地震が起こり、利用したゲストハウスを思い出した。

カフェでは50代くらいのおばちゃんらが2組。
日本のどこかでは、震災で家をなくす人もいれば、同じ時に海が見えるカフェで女子会に花を咲かす人。

日本のどこかで天災が起きてることなんてなかったことみたい。

カフェにはバスで行った。
乗ってる間、私はのんびりカフェってて良いのかな、て考えてた。
喪に服すではないけれど、楽しむことを控えたほうが良いのかなとか。

カフェで頭の中を整理しつつ、寒さに丸くなっていた芽衣を思い、帰りたくて仕方なくなってカフェを出た。

私が家に着くと、芽衣は尻尾フリフリ迎えてくれた。
こうして記事を書いている私の横で寝てる。