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「傲慢」と「閃光」

F2嬉しいね日記です。

ひなたを傲慢だと言ったのはゆうたで、私はそれを聞いたときにそれってすっごく「良い」と思ったのだ。

いいけどね、と続くのめちゃくちゃ好き


ひなたは善性であろうとするから、正しく良く見えて、それはすごくいいことなんだけど、でも、正しくなさを潰すという強い意志は、正しいのか。それを傲慢と笑うゆうたが好きで、そして傲慢で悪いの? という態度で胸を張るひなたが好きだ。
ゆうたが誰を恨んでもひなたは傷つくし、他の誰から怒られてもひなたは苦しいから、そういうひとがいない世界を目指す。そうやって世界じゅうのひとに愛されるなら、葵ひなたという男は、愛されるに足るとひなたも納得できるから。

ひなたを支配欲の子だと思っている。優しさと愛で世界征服して、生まれてきたことを祝福されることが、ひなたの復讐だというから。
心に余裕がないからヘラヘラ笑ってる、凹むのは時間の無駄だと吐き捨てた痛みや苦しみを、俺は許したよ。じゃあ君はどうする。真正面からひなたはそれを言う。

ひなたの傲慢に対して、ゆうたの覚悟をなんと呼ぶのだろうと考えていた。ゆうたが名前をつけなかったから、動かない変わらないと言うから「不変」なのか、変化のひなたに対して。でもそれは変化に対する不変という意思表示なだけで、傲慢に対するものではないかなぁと思っていた。
そんな時にゆうたのフィーチャー2が開催された。

衣装の名前は「閃光」。

閃光なんだ、と思った。
ゆうたくんって。

ぱっと光ったその瞬間に俺から目を離せなくなればいい、ゆうたは悪目立ちだろうとなんだろうと「葵ゆうた」として「私たち」の記憶に残って感情を呼び起こそうとしているから。

"こっち"見えてるのかな


眩しすぎる光の底で真っ黒な闇の色は濃くなって、ゆうたはそこで笑っているんだろうなと思った。嬉しかった。

ゆうたが閃光でひなたは傲慢で、それぞれがお互いを、自分がいちばん納得できる形で幸せにできると言い合って譲れないから、喧嘩しようって。何度噛みしめても嬉しい。嬉しい日記。

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