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b8ta出品企業へインタビュー #3 Rasical Japan合同会社様(フェアリーノヴァ)

b8taへご出品いただいている企業のご担当者様へのインタビュー企画、第3弾🎉
お相手は、Rasical Japan合同会社の真田様です。
b8taからはカスタマーサクセスマネージャー西島と広報岡田が参加いたしました。


b8ta岡田:本日はよろしくお願いします。それでは、ラシカル様の商品、ブランド紹介をお願いします。

真田様:新たな社会のあり方を追求しながら活動しているラシカル代表の真田と申します。2017年の設立時から主にクラウドファンディングで商品を提供しています。現在はb8ta Tokyo - Yurakuchoに、宇宙服にも使われる素材を活用した薄くて軽い万能ジャケット「フェアリーノヴァ2」を出品しています。軽さや機能性を重視して「体験」の部分にフォーカスしてモノづくりを行っていて、お客様からの意見を汲み取り製品開発に活かすことを信念にしています。今回b8taに出品しているジャケットも、改善の反映を重ねたものになります。

フェアリーノヴァ2

b8ta岡田:当初から体験を重視されていたのですね。b8taへの出品背景はいかがでしたか?

真田様:お客様から「サイズがわからない」「実際に着てみたい」「実物を見てみたい」という声を非常に多くいただきました。安いものではないので、「試してから買いたい」という本音が購入へのフックになると考えました。今私自身が中国にいるので、日本で自分で切り盛りして店舗を出すことは考えにくく、悩んでいました。そこで、b8taは一等地に出店していて、接客もしていただけて、定量・定性データもいただけるということでとても魅力的でした。
クラウドファンディングの支援をいただいている方たちが30代、40代の男性が多いので、b8ta Tokyo - Yurakuchoの客層と被っていると感じてます。
「クラウドファンディングに出せば大丈夫」と思っているメーカーさんもいらっしゃるかと思いますが、私たちは、ブランディングとして「体験できる場所を持つ」ことを目指していました。

b8ta岡田:ありがとうございます。b8taをご活用いただいて、ビジネスの波及効果は実感されましたか?

真田様:出品したことによって、ふらっと店舗に訪れたこれまで商品と接点がなかった方にも体験いただけることがまず1つ大きな点です。「試着してみたい」というご意見を一番多くいただくので、「b8ta Tokyo - Yurakuchoでぜひご体験ください。」とご案内ができるようになりました。これまではオフラインで出品してなかったので、お客様に実物を見たいと連絡をいただいてもご案内ができませんでした。出来ることと言えば、サイズをお知らせするくらいで、もどかしい気持ちでしたが、今は実物を見てもらえる場所があるので助かっています。

ラシカル代表 真田様

b8ta西島:b8taに出品される前後で、支援率の変化はありましたか?

真田様:「購入するか迷ってたけど、実際に店舗に行って試着してみたら気に入ったので、購入しました」というフィードバックをいただいたことがあります。これはb8taに出品していたから起きた話で、ポジティブな変化を感じてます。

b8ta岡田:b8taで取得できるデータをどのように活用いただいているかも伺いたいです。

真田様:弊社では特にお客様の声を大事にしているので、例えば袖の長さや着丈などお声を取り入れることが多いです。開発中のサンプル品に関してはそのまますぐに反映させることもありますし、生産が完了しているものに関しては、次回生産分からの反映を意識しています。

b8ta西島:どのような時にb8taへ出品して良かったと感じていただけていますか?

真田様:クラウドファンディングだけだと、やっぱり道に落ちている皆様の声を拾うのは難しいので、一等地にてb8taテスター(店舗スタッフ)に生の声を拾っていただけることが価値だと思っています。正直クラウドファンディング上のサイトへの掲載だけで営業活動を行わない場合は、コメントは多くは来ないです。私自身が今中国にいることもあり、なかなか日本で自分で対面でお客様と接点を持つことが難しいので、日本の皆様の声をいただける機会は貴重です。
新商品販売の告知をして「b8taで体験可能」と記載すると、コメントの量が増える傾向がありますね。
あと、メタパに出品できたことも良かったです。(※仮想空間上に構築した複数の店舗をショッピングモールのように1つに集約したスマートフォンアプリ)最先端の取り組みで、自分では出来なかったことなので、面白い機会でした。

メタパの様子

b8ta西島:今後のb8taに期待することを教えてください。

真田様:関東圏以外にも出店していただけたら嬉しいですね。
レンタルのスキームができたら面白そうかなと思います。例えば今だと、福岡に住んでいる人が「体験してみたい」と思っても東京に来ることのハードルが高い。そこで、商品を郵送して、自宅でお試し体験していただけるようなサービスがあれば面白いなと思います。
あとは、店舗に訪れるバイヤーさんや、来店客のお客様と実際に繋がることができるネットワークがあったら活用したいなと思います。

b8ta西島:まずは接客ベースでその旨をお伝えさせていただいたり、商品横のタブレットに連絡先やQRコードを埋め込むことも可能です。また前向きにご相談させてください。本日は貴重なお話をありがとうございました!