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一番近くで推しを撮る、しあわせなお仕事です

年にたった一日だけ、私はカメラマンになる。

今回で13回目を数えるマンドリンアンサンブル・オルトレの演奏会に、写真を撮りに行ってきた。
だいたい毎年ある時期に決まったメンバーからLINEが入り、「この子からのLINEってことは今年も呼んでもらえるんだな」とメッセージを開く前からわかっちゃったりもする。

思えば初めてカメラマンをした第1回のときには、20代だった。
そんな私もはや40代。時の流れは恐ろしいものよ…

毎年お決まりのメンバーもいれば、いつも初めましてのメンバーもいる。
いつメンは慣れっこだが、私ときたら本番前の大切なリハーサル中にステージにどかどか上がり、つま先だったりしゃがんだりしながらバシバシとシャッターを押す…きっと毎年初めてのメンバーにはビックリされているだろうな。。。
一応私も奏者の端くれ(だった)こともあり、一緒に合奏しているような気持ちで写真を撮っているつもり。

普通だったら撮れないようなところから撮れるよろこび

決してうまい写真を撮れるわけではないものの、私なりにこだわりがあって、毎回、全員に対して必ず「これぞ」という写真を撮るようにしている。
写真には音は映らないけれど、真剣に奏でている人の姿は尊くて、ひとりひとりを「推し」だなあと感じながら撮影させていただける、至福のときである。

それにしても、今年も素晴らしい演奏だった。
みんな今頃、おいしいお酒を飲んでいるのかな。本当にお疲れさまでした!

いい笑顔!

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