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漸化式シリーズNo.4分数の形にしたら勝ち!+α おすすめ本の紹介

Hi, shirokumaです!いかがおすごしでしょうか?

今回は漸化式シリーズNo.4を投稿したいと思います!

まず、今回のポイントをまとめたスライドを1枚、ドン!

スライド1

今回は、上記3つのことを抑えてほしいと思います。1番万能なα、β、γを求め、Cnに置き換えたのち、Anの式を求める、というやり方は何よりも先に習得してほしいです。

また、分数の形に上手に変形させることで規則性のある式に変化させ、Cnに置き換えると、「ややこしすぎる!」とイライラする問題でさえ、一瞬で突破することが出来るはずです!(コツは”An+1の係数にそろえてみる”ことですよ~。)

それでは、今回の問題を紹介していきます!

スライド2

スライド3

スライド4

スライド5

この4問のうち、Ⅳの2以外は理系、文系共通で完全習得してもらいたい内容になります。2については、主に理系の方向けの内容となっています。(もちろん、文系の方にも活用していただけるのなら、とてもうれしいです!)


今回の漸化式シリーズは以上になります!

ところで、この投稿を読んで下さっっている方にとって、数学とは、どのようなイメージですか?

…うーん、よっぽどの人でない限り、数学LOVEにはなかなかならないのではないか、と勝手に予想してしまいます。

私はもともと数学は好きでしたが、無理数を勉強した時期はどうしても好きになれませんでした。そのとき、「博士の愛した数式」という、小野洋子さんの小説を見つけました。この本の中で博士が無理数の存在価値について語る場面があるのですが、個人的にはこの場面が好きです。

「君はルートだよ。どんな数字でも嫌がらず自分の中にかくまってやる、実に寛大な記号、ルートだ。」

これは、博士が家政婦である「私」の10歳の息子に博士がかけた言葉です。

この場面を読んで以降、ルートは無理数にも存在価値を与える、というか、居場所を与えてくれる、数式のように感じることが出来るようになりました。

これをきっかけに、多少難解な問題や定義に対面した際でも私は「すべてに意味がある」と思うことが出来るようになりました。また、そう思うことで苦手意識は自然と解消していきました。

この本は第1回本屋大賞に選ばれた作品でもあります。映画化もされています。

何人の方に私のような体験が当てはまるかどうかはわかりませんが、おすすめの1冊です。ぜひぜひ一度手にしてみてください。


ということで、今回の漸化式シリーズはこのあたりで!

ではまた!

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