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カプセルトイ<バスケットゴール ミニチュアコレクション produced by Senoh>制作の舞台裏【後編】こだわりの解説書、そして発売後の反響についてインタビュー!

セノー株式会社監修の<バスケットゴール ミニチュアコレクション produced by Senoh>。この企画・制作を行った株式会社ケンエレファントへのスペシャルインタビュー第2弾。そのこだわりは、カプセルトイ本体だけではありません。

カプセルトイでもっと楽しんでもらうために

――バスケットゴールは重心を調整するのが大変そうですね。
「こういう重心があちこちにあるものは試行錯誤しますね。また、実際のバスケットゴールと完全に縮尺を同じにすると、ゴールリングの厚さが量産するには困難なサイズになってしまうなど、どうしても再現できなくなる部分が生じてしまいますので、ゴールネットやボールの縮尺も実物とは少し違っています」

――ショットクロックに表記された時間は1クォーターの時間ですね。
「バスケが好きな方が見たときに『これだよね!』と思ってもらいたいので、細かい部分も妥協せずに作っています」

解説書・表
解説書・裏

――カプセルの中には、商品に関する解説書が入っていますよね。
「解説書は基本的にフルカラーで、大人が買って遊んで楽しめて、『あ、そうなんだ!』と思ってもらえる“知識面でのおもしろさ”も盛り込むようにしています。今回でいえばバスケットボールを知らない方でもバスケットボールが好きな方でも両方楽しめる内容にしたいな、と。内容に関しては弊社で作成し、版元様に監修していただいてます。また、小さなサイズに分かりやすく情報を入れるということで、文字サイズや色などのデザインにもこだわっています」

――商品が実際にできあがったときは感動もひとしおですね。
「発売前に工場から試作品が届くので、社員のみんなで遊んだりします(笑)。<バスケットゴール ミニチュアコレクション produced by Senoh>は、小さなキャラクターをゴールから離れたところに置いて『3ポイント狙っちゃうぜ!』みたいな感じで撮影するとかわいいなと(笑)」

――完成品を見たセノー側の反応はいかがでしたか?
「セノー様の社内でも『すごい!』という反応があったと教えていただきました。クライアント様に喜んでいただけるのが、一番うれしいですね」
 
――発売される時は緊張しますか?
「自信を持って作っていますが、お客様に『ちょっとこうじゃないんだよね』とか思われたらどうしようとは思いますね。『惜しいんだよね』と思われると悔しいですし、『ここまでやるんだ!』と思ってもらいたいです。実際にフィギュアと組み合わせて遊んでくださっているのをSNSで拝見して、うれしく思っています」

――<バスケットゴール ミニチュアコレクション produced by Senoh>が発売された9月には、ちょうどバスケットボールのW杯が開催されました。
「バスケットボールW杯開催中は、日本代表が試合に勝つごとに周りが盛り上がっていくのを感じました。そのように盛り上がっている時期に本商品が発売し、バスケットボールファンの方々に楽しんでいただけたのは、非常に幸運なことだったと思っています。今後も選手の皆様のご活躍を楽しみにしております」
 
今後も新たなカプセルトイに注目です!

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