見出し画像

畳み人という選択

今読んでいる本について感じたことなんかを書いていきます。

ものはこれ↑。議論メシ繋がりでサウナでご一緒して、「新しい経済」を見ていた身としては、これは読まねば!と思いつつ、積んでしまった一冊。

こちらのBAZAAARのサイトで買える本は”加筆されていく 「畳み人」という選択”となっています。ブロックチェーンで管理されていて、発売後に加筆されていく新しいタイプの本となります。転売も可能とか!

2020年9月25日に第1回加筆を行いました。『加筆されていく「畳み人」という選択』バージョンの「はじめに」と、書籍にはない新章「第6章 働きつづけるためのサステナブルなマインドセット」の合計約10,000文字です。以下目次より閲覧ください。

また本書籍『加筆されていく「畳み人」という選択』のブロックチェーンを使った2次マーケットでの転売は10月31日までに実装すべく開発中です。正確な開始日が決まりましたら再度こちらでご案内いたします。

転売で思い出しましたが、Gaudiy×GANMAでは二次流通もできる電子書籍という試みはじめていますし、電子書籍が中古屋に並ぶ?日が来るのかもしれません。

み人とは

「風呂敷を広げる」という言い方があります。意味としては、実力や現実に見合わないような大それたことを言うことです。ビジネスにおいては、「突飛なアイディア」を出す人のことです。
一方、畳み人とは、広げた風呂敷(アイディア)を畳む(現実のモノにしていく)人のことです。広げ人がリーダーとした場合は、畳み人は右腕となります。もう少し言えば、0→1は広げ人、1→100は畳み人のような分け方もありそうです。アイディアをどう実行して実現するか?という部分を担っているのが畳み人です。

畳み人になるために

広げ人と一緒に仕事できなければ畳むことはできません。広げ人のアイディアを”はじめは”面白がり、乗っかり、共感して仲間になるところから畳み人の仕事は始まります。広げ人の一番の理解者になることで、畳み人としての力を発揮できるポジションを得ることができます。はじめ共感しておくと、その後、広げ人に軌道修正や中止の助言ができるようになります。
一方、畳み人は常に冷静で、状況を把握、判断しなければなりません。あらゆるリスクを想定し戦略を無数に用意しておく必要があります。広げ人に余計なリソースを使わせないように、リスクをコントロールすることが必要があります。

コミュニケーション

畳み人として仕事するうえでコミュニケーション能力は必須のようです。広げ人と実行部隊の間に立って、実行部隊を動かしていかないといけません。メンバーの特性を考慮しつつ、働く目的や意味を踏まえて、仕事で力を発揮してもらうために、コミュニケーションをとる必要があるからです。
広げ人が作った目的や意味を、具体的に落とし込んでどうやるかを、広げ人の熱量とともに伝えます。また、チーム以外のメンバーともコミュニケーションを取っておくことで、会社に敵を作らないようにすることで、仕事をしやすくる環境を整えるようにします。一番簡単で効果があるのは、あいさつ、お礼、相手の名前を言うことみたいなので、さっそく、明日から実行ですね。
また、ミスコミュニケーションが起きないように、主語や述語等明確にしつつ、相手が考えていることに思いをはせ、先手先手でアクションを起こすことも必要のようです。

タイムマネジメント

次に必要なスキルは、タイムマネジメントです。これは言うまでもなく、広げ人やメンバーからの相談などで1つの仕事に集中できません。自分の作業スピードの把握や、無駄な会議の撲滅、今でこそ普通になったZoomを利用した会議で移動時間の短縮など、効率よく仕事をする術を学んでいく必要があります。

そして、広げ人へ

畳み人の仕事をしていくと、広げるチャンスがやってきます。そのときに注意するポイントは3つ。

視点は内ではなく外へ
いい人でいようとしない
仕事はどんどん人に振る

とのこと、そして、いい畳み人を見つけることだそうです。
確かに、自分一人で広げ人+畳み人はできないので、畳み人探し必要そうです。そのためにも、日ごろ、部下に仕事を振って育てていくことも大事なんじゃないかと思います。

まとめ

読みやすく多くのハウツーが載っています。上に紹介した内容はざっくり読後の感想として書きました。実際、畳み人になるためには結構な努力が必要だと感じました。ただ、いつもの仕事に畳み人要素を加えるだけでも、仕事が楽しくなってくるんじゃないかと思います。能動的に仕事を行うことって、人生においてとても大事だと思っています。表紙に”「本当にやりたいこと」ができるようになる働き方の教科書”という副題がついています。まさに、その通りだなぁと思いました。

あと、この本を読んで、ここでもコミュニケーションの重要性が書かれていました。やはり、人間同士の関係で仕事をする以上、最優先事項なんだなと改めて感じた一冊でした。

加筆された「第6章 働きつづけるためのサステナブルなマインドセット」がすっごく気になりますが、リアル本であるため、第5章までしかありません。何が書いてあるか気になるぅ~

カスタマーサクセスの必要性と、トークンエコノミーな未来におけるコミュニティのあり方を考えます。ってだけではないですが、ざっくばらんに気になったことnoteします