23日（土）に、BABA lab 12周年の会を開きました。
当日の朝、会場となる『ヘルシーカフェのら』に挨拶に行き、店主の純子さんに「いいお天気で、いろんなひとに祝福されてよかったね」と温かい声をかけていただいたのに、「でもね…」と思わずネガティブ発言を繰り出してしまいました。

どんなネガティブ発言かと言うと…
70過ぎまで働くとしたら、これをあと2周するのかと…気力・体力・金力が保つのだろうかと、心底暗くなっておったわけです。

そして会がスタートして、絹子おばあちゃん（94歳）の乾杯のあいさつ。
毎日できることを続けていて、ただ続けていることが今日につながっているということを話してくれました。

ああ、そうだなと。

この12年、特別なことは何ひとつしていなくて、ただ、目の前にいるひとたちの「こうなったらいいな」とか「こんなことに困っているの」をただ叶えようとしてきただけなんだなと。

それも、自分ひとりでなくて周りのひとたちと
「おばあちゃんがミシンが出来なくなったんだけど、どの作業ならできるかな？」とか
「ママスタッフに2人目が生まれたら、どういう体制にしようか？ベビーベッド置こうか？」とか

そんなことを考えて話し合って、日々を積み重ねてきたんだなと思ったわけです。

きっと次の12年も、そんなふうに地域で暮らしながら、目の前のことに向き合っていくことになるのでしょう。

BABA labをスタートした2011年〜2023年までのことをまとめた記念冊子、まだ在庫がありますので、読みたいひとは声かけてください！毎日5冊は持ち歩くようにしております。（工房にはいっぱいあります）

あらためて、日々支えてくださる方々、応援してくれる方々に感謝感謝感謝です。

ありがとうございます！

BABA lab 代表　シビックテックさいたま共同代表
桑原静（くわはらしずか）
プロフィール　https://scrapbox.io/sizkababalab/

「長生きするのも悪くない」と思える仕組みをつくる　
BABA lab
http://baba-lab.net