子供の大切にしてるものを大切に見守った話 #毒親育ちの答え合わせ4

主治医に言われた「子供の大切にしてることやものを、親も応援してあげること」みたいな話。

2月の初めに、長女と公園に行ったときに、鳥の羽を拾っていた長女。
鳥、多分ハトだと思うけど、鳥は汚いと聞くし、あまり触らせたくなかったけれど、彼女がとても嬉しそうに持って回るので持って帰っていいよって。

自宅に着いたら、その鳥の羽をどこに置こうかという話になり、玄関の前に公園で拾った木の枝置いてあるところに一緒に置いたらどうかと提案。

彼女は嬉しそうに置いていて。

それから帰ってよく手を洗ってもらった。


その日のうちに、しばらくして、家を出るときに、玄関に鳥の羽がないことに気づいて、ショックを受ける彼女に、「そうだよな、風が強いんだから飛ぶに決まってるのに、どうしてあんなところに置かせてしまったのだろう」って大人のくせにバカだな〜って反省。
彼女には「また、公園行って探そう!」と伝えました。


先日、同じ公園に行ったら、すぐ鳥の羽を見つけたみたいで、ホッとする私。
「飛んでいかないようにポッケに入れなよ」
大事そうに仕舞う彼女。

“ホッ”としたのは何で???

彼女が愚図る原因が減ったから?
彼女が嬉しそうにしているから?
私が彼女の大切にしてるものを大切にしたから?


私の年中の遠足の時、色のついた石を見つける遊びをみんなでして、色のついた石は見つけられなかった事がふーっと蘇ってきててね。
その時、特に自分も「絶対にこれが良い!」なんて気持ちもなかったのに、石を拾って帰りたいと言ったけど、母親はそれを“価値のないこと”として説いてきたのでした。

私の子供の頃ってなんて可哀想なんだろうって気持ちばかりが膨らんでかなり辛いです。

今、私が私の子供たちに対して、意識的に意識的に、優しく大切に接しても、それが100点って通知表で返ってくるわけでもないし、子供が健やかに育つ保証もないし、何に幸せを見出したら良いのか分かりません。

何をしても満足しないのって何でですか?
私が強欲だからですか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?