殺陣ワークショップ２週目。

殺陣をやるのも初めての子たち、なかなか思うように体が動いてくれない。

当たり前である。

そう簡単にこなされてたまるかである。

といったわけで、

そもそも殺陣とはなんぞや？

それ以前にそもそも歩くとはなんぞや？

立つとはなんぞや？

ヒトが生まれて初めて経験するフィジカル、すなわちハイハイに立ち返って、動くということの感覚を取り戻しましょう(￣▽￣)」

ということでみなさまがたにおかれましてはまずハイハイで身体の中の感覚を呼び覚ましていただきました。

地面に両手つけて歩く姿に「負け犬どもが！」と叱咤激励の言葉を浴びせながら。

その後にアフリカ最強の戦闘民族と称されるマサイ族の身体能力を覚醒させる運動（テレビで観てあたしはそうだと睨んでいる）を実践いただいたのち、

内面を保ちながら相手と対面する集中力訓練をやってもらう。

理論や理屈はあとから。

身体でまず体感してもらわないと理論は曲解されて自分の都合のいいように受け止められてしまう。

今日はたくさん個人稽古の方法を伝えた。

ワークショップで気軽に簡単に体験して「うまくなった錯覚、成長した錯覚」に陥られるのはやだ。

知っただけであり身についたわけじゃない。

体験を体得に落とし込まないと受ける意味がない。

だからラストのワークショップは１ヶ月後。

その１ヶ月の取り組みが大事。

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