僕のアタマの裏側

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僕のアタマの裏側

全日本アタマ連盟会長・卓上のハッケヨイの非公式noteです。公式ブログには書けないこみいった攻略記事、雑論を中心にアップします。世間に出しづらい話はごく少額ですが有料化してありますのでご了承下さい。

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最近の記事

二輪(ふたわ)という技【OROCHI】

前回OROCHIについて下地ができたのどうのと戯言を抜かした挙句に、読み物として引くほどつまらない記事を書いた。 そもそもが僕の記事なんてちょっとでもOROCHIに触れた人間しか読みはしないのだから、もっと開き直って「OROCHIの一番面白い所」について触れるべきだった。いくら言葉で語ろうとも基本は日々の稽古の上でしか身につかない。大いに反省すべき点でった。という訳で今回は読者のニーズに即してお手軽な『ライバルに差をつけろ』的技術をお伝えしよう。その技の名前は二輪(ふわた)

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    • シャンテン数とセンチ数を意識する【OROCHI】

      ようやくOROCHIの話ができるようになった。いや「したかったら勝手にしろ」なんだけれども、ようやくみなさんにお伝えできる下地ができた。そもそもOROCHIとは何かについては以下のnoteをご覧頂きたい。 OROCHIを知ったみなさんがこれに触れ、そしてプレイする時。大きな問題が前に立ち塞がる。それは「どうやったらOROCHIをOROCHIとして遊べるのか」という事だ。OROCHIはアタマという特殊な鳴き方が追加された東南戦のビンゴである。誰も鳴かなければ「面前で張った者同

      • 詳説・麻雀『OROCHI(オロチ)』

        スーパービンゴが世に出て一年、アタマが動画になってからなんと5年もの月日が経った。 スーパービンゴはそれなりに成功したが、僕個人としてはずっとアタマに執着していた。一時隆盛し、そしてすぐ廃れた『アタマ』。この再興を目指して開発されたのがそう、OROCHIである。 動画を観ただけで何が伝わる訳でもない。令和の麻雀オロチに挑む皆様に向けてここに導入から裁定までの全てを記載する。 ベース・30000点持ち40000点返しの東南戦 ・聴牌連荘 ・祝儀は千点相当 ・役満祝儀は出和

        • 詳説・麻雀『アタマ』

          *全日本アタマ連盟BLOGからの転載です。 ベースルールアタマを導入するための要件 ①四枚使い七対子を採用していること ②花牌、若しくは北抜きであること  この2つのルールを採用している三人麻雀であるならば、アタマを導入して自由に遊ぶことができます。②も本来は不要ですが、ある程度のインフレを許容したルールでなければ健全にアタマを遊技することができませんのでご了承下さい。 ベースルールの変更点 ・七対子は面前四翻役、食い下がり二翻役。 ・裸単騎七対子(六副露したも

        二輪(ふたわ)という技【OROCHI】

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        • 僕のアタマのまわり
          14本

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          シンプルに比較する【スーパービンゴ】

          読者諸兄よ、お待たせした。そろそろ新しい記事の時間だ。何を書いたら良いのか分からなかったというのが正直な所だった。とは言えこんな哲学的問いと向き合っても生産性0なので、スーパービンゴに関するシンプルな問いに向き合って普遍的真理を皆様にお伝えしたいと思う。 という訳で今回は「三面張とノベタンどっちが良いの?」に答えていきたい。いやそもそも7が8枚入っていなかったら「三面張でしょ」で終わる話だが、ビンゴに限っては枚数は10枚対11枚とほぼ互角。ではどちらが良いのか?シミュレータ

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          シンプルに比較する【スーパービンゴ】

          【科学するスーパービンゴ】強い確変弱い確変【第1回】

          *これはスーパービンゴの解析記事です。興味のない方には徹底して無価値な内容ですのでご了承下さい 2023年、人類は遂にスーパービンゴ最大の疑問である「この和了ってどれくらい凄いの?」の答えに辿り着いた。モンテカルロシミュレータの到来である。解析手法の概要は以下の記事で読む事ができる。 僕たちはシミュレータの力を借りて、上振れと下振れのその先を垣間見る事ができるようになった。その神秘のベールの先に何が待ち受けるのか、これを是非みなさんと分かち合いたいと僕は考えている。では、

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          【科学するスーパービンゴ】強い確変弱い確変【第1回】

          寄せの本筋【スーパービンゴ】

          何がミスやもわからぬままにビンゴを打ち始めてからというもの、打牌に悩むことが増えた。別に「僕は麻雀の達人で何ならNAGAの化身だから普段の打牌に迷うことなんてないんですよ」なんて話ではない。ただ、微差っぽい選択は結局好みなのでそんなに真剣に悩むこともないというだけだ。麻雀ライターの大家福地誠は自身のブログで『A級ミス』という概念を提案し、また繰り返しこう書いている。 この中でA級ミスは「振込に直結するミス」として定義されている。これは当時の福地誠の打っていた環境とルールに

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          寄せの本筋【スーパービンゴ】

          「確変はいつ終わるのか」を解析してみた【スーパービンゴ解析】

          全国一千万の雀荘のバカたる皆様、今日も元気にチューリップを捲っているだろうか?今、とことん何でもありの東京は新橋では天下の堀内正人がスーパービンゴの実戦動画を上げ、 サンマのお膝元たる大阪の十三では遂にセブンラッシュビンゴが打てるフリー雀荘が現れた。世の中は明らかに動いている。 それに引き換え僕はと言えば、ここ数日というものPCの前に座りっぱなしだ。そろそろ雀卓のガタガタと牌山を積む音が恋しくなってきた頃合いである。これはなぜかと言えば、ある妄念に憑りつかれてしまったから

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          ビンゴ何切る初級*取るや取らざるや篇【スーパービンゴ】

          近況全国の賢明なる読者諸兄諸姉の皆様、今日もビンゴを楽しんでいただいているだろうか。僕には最近とても良い事があったのでこちらにもぜひ追記させて戴きたい。 🌷人生最大、というか恐らく世界記録である。「きゅーひゃくよんじゅうよんまいおーーーーる!」と思わず叫んだ所いつもセットをしている人たちも寄ってきた。「なんやこのビンゴデブただの自慢やないか」と思った皆様、誠にその通りだ。これだけ7に寄りに寄った形から完走するとは八幡大菩薩のご加護もかくやと信心深くならざるを得ない。 た

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          ビンゴ何切る初級*取るや取らざるや篇【スーパービンゴ】

          ビンゴ何切る初級*魅惑の77789篇【スーパービンゴ】

          自由意志に満ち溢れた世の中で そもそも、麻雀なんて本質的に何を切っても良いし何をどうしたって良い。それを「これは手筋からこうですね」みたいにしたり顔で何某かを語るのが僕は本当に嫌いだ。でもそれでも「これってどうしたら良いんですか?」という質問は枚挙に暇がない。そもそもビンゴは適用されているルールと状況によってその答えが大きく揺れるものだ。 この手から「何を切るのが正解か」と問われると恐らく以下の通りになる。 【ノーマルビンゴ】 オーラス和了トップであるならば1s切りダマ

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          ビンゴ何切る初級*魅惑の77789篇【スーパービンゴ】

          テラ銭とゲーム代比率【雑記】

          全国津々浦々に生息する雀荘の奴隷の諸君、今日もツメシボのお世話になっているだろうか?何せ12万年ぶりの酷暑だ。是非冷房の効いた店の中に避難してこの夏を乗り切ってほしい。 僕たちは冷暖房・ドリンク・出前・ソファが揃いさえすれば理論上寿命が尽きるまで雀卓での稼働が可能である。この屑専用ビオトープは、しかし家賃人件費及び諸経費をゲーム代から賄うことによってのみ成立している。つい先日もまた「物価高の煽りを受けいかに諸経費が雀荘経営を圧迫しているか」について述べた吉田光太プロのnot

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          テラ銭とゲーム代比率【雑記】

          ウデとブレ【雑記】

          みなさんはビンゴを楽しんでいるだろうか?ゲームリリース(動画の発表)から3ヶ月。この数か月の間に色んな雀荘でスーパービンゴが打てるようになってきた。フリーでも、勿論セットでもだ。 今更名乗るまでもないが、僕は麻雀のルール考案と普及をライフワークとしている肉達磨である。マンピンソーでサンマをしたり対子で鳴けたり一枚足りなかったり7が8枚入っていたりする麻雀を商っている。思いの外順調に事態は進行していて、そうすると近頃は「こんな麻雀を思いついたんですけどどうですか?」と連絡が来

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          雀荘のバカ、或いはなぜ僕は雀荘から帰れないのか【雑記】

          僕は昔から、雀荘から帰る事が苦手だ。他者にはあまり共感されがたい特徴だろう。一度雀荘に足を踏み入れると自発的に卓を離れることができない。そういう生まれ育ちと言って良い。しかしながら、雀荘は風営法に守られた業態であるために「深夜の12時から日の出まで」は営業禁止とされている。だからどれだけ卓から離れ難くとも12時には外に放り出される仕組みとなっている。何とも有難いことだ。 しかし、とある並行世界の日本では雀荘は24時間営業であるとすればどうだろうか。勿論、法治国家日本でそんな

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          雀荘のバカ、或いはなぜ僕は雀荘から帰れないのか【雑記】

          人は息をするだけでも金がかかる【雑記】

          *記事全体を通して大した事を書いていないので予めご了承ください 「少牌は場代に勝てないから嫌です」色んな所にゲストに行って、もしくはただフリーを打ちに行っても。こう言われる事が儘にある。アホヅラを晒して何を語っているのか意味不明だが「多分これは文句を言われているんだな」と解釈することにしている。 霞拳志郎ならば聞く耳を持ったかもしれないが、生憎と僕は一介の覆面の肥満だ。お前が勝とうが負けようが知ったことではない。ただまあ最低限の愛想は必要だから「センシューラクッ」と一鳴

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          再びこの世でいちばん大事な「カネ」の話【スーパービンゴ】

          何年か前にもこのテーマで書いた。その時はアタマの話だった。 今回は、みなさん興味津々のスーパービンゴと少牌確変🌷にまつわる「カネ」について書かせていただきたい。コンプライアンスの観点から途中より有料とさせて貰う事をご理解願う。 そうだみんなベルバードへ行こう2023年、僕の住まう名古屋の雀荘事情に大きな変化があった。 ベルバード、地方初上陸だ。初心者の殿堂の名にふさわしく、名古屋栄の駅前一等地にドンと居を構えてアクセス抜群である。 雀荘に行きやすくなるような試みに溢れ

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          ダブルをめぐる狂騒【スーパービンゴ】

          noteをご覧の諸兄の間ではもう当たり前となったこのチューリップというルール、そもそもは17世紀オランダ、未曾有の好景気の真っ只中で起こった世界初の投機バブルに由来する事はご存じだろうか。 大富豪から農民に至るまで人々は皆チューリップに取り憑かれ狂った。中でも深紫の縞模様の花弁を持つものは最高級とされ、バブル最盛期にはその球根1つで職人の年収30年分に匹敵したとされる。17世紀初頭にトルコより輸入され1634年に突如として高騰したチューリップ相場は、1637年に破滅的な終焉

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