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東京経済大学バドミントン部リーグコラム(22): 学生からの声⑨

2024.03. 学生からこんな質問があった。質問者は男子部員2年生だ。

質問
足腰のトレーニングで意識する事はありますか。リーグまでに下半身の強化をして体幹を安定させたいです。

初見
高身長で手足が長い選手だ。
手足の長さには身体の使い方が良くて長く見える選手と、使い方が悪くて長く見えてしまう選手がいる。

彼の場合は足を出さなくても球を捌けてしまう。と言う特性がある。

つまり、足の運びや身体のバランスが悪くてもある程度誤魔化せてしまうと言うデメリットが生まれる。なぜメリットでは無くデメリットなのか。

一定レベルを超えた時に全く通用しないプレーとなってしまうからだ。

これはプレーの幅を持たせる上で限界が来てしまう。目の肥えた選手が対戦相手の場合、プレッシャーを掛ける事が出来なくなり常に後手のプレーに回ってしまうだろう。

彼自身がそれを悟ったのだ。とても良い傾向だ。

一緒に考えた事
・内転筋を鍛えてみる
足の外側に筋肉が付きがちなバドミントン競技。筋肉バランスの悪さは身体バランスの悪さに直結する。
筋トレにアダクター、自重でワイドスクワットなどを取り入れてみる。

・内側の筋肉を鍛える事のメリット
1. 骨盤の位置を矯正
2. 身体をシャトルへ効率よくアプローチ
3. 余計な足の力が抜けてスタミナ消費を抑える
4. 膝や足先の負荷を減らす

様々な効果に期待出来るのだ。

感想
アドバイスしてから3週間ほど経つ。感想を聞いてみた。

感想

こうした身体の改善は理論的よりも感覚的な正解を求めた方が良い。もちろん指導者は理論的なアプローチが必要だ。

学生達と一緒にたくさん勉強して行きたい。
→そして、良い酒を飲みたい。もちろん20歳になってから!笑

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