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バドミントンで起こる腰痛を改善する

今回はバドミントンで起こる腰痛を改善について話します。


〜今回の知識〜
⭐︎腰痛の仕組みがわかる
⭐︎腰痛の改善方法がわかる


▶︎腰痛の原因

ほとんどの腰痛の原因が
腰回りの筋肉が引っ張られ、これ以上伸びて欲しくない時に痛みが発生します。

具体例↓
1、上半身の左右の筋力差
2、下半身の左右の筋力差
3、股関節の可動域低下
4、肩関節の可動域低下
5、体幹部の筋力差
6、広背筋の活性不全   など…

これ以外にも様々な原因が存在します。

この中でも、『股関節の可動域』と『肩関節の可動域低下』によって起こる腰痛はかなり多いです。この2つに注目して、話を進めていきます。

▶︎股関節の可動域低下による腰痛

股関節は関節の中で1番大きい関節であり、
その影響が身体全体へと影響を及ぼしています。
バドミントンの動作においてもかなり重要です。

まずは、身体全体の捻りの割合をみてください。

脊柱の捻りの割合(一般的数値)

頸椎→約60°〜80°
胸椎→約30°〜35°
腰椎→約15°〜20°
股関節→約140°〜160°

↑この数字を見る限り、身体を捻る動作のほとんどが股関節によって起こっていると分かります。
身体の構造状、股関節以外の部分へは必要以上に捻りの能力を求めてはいけないのです。

結論
↓↓
股関節が120°しか捻じれない結果、
約15°〜20°しか回らない腰椎を21°以上回してしまい、腰回りの筋肉が必要以上に引っ張られ起こるのです。

▶︎肩関節の可動域低下による腰痛

肩関節も同じ様な事が言えますが、少し違います。

スマッシュを例に上げるとわかりやすいでしょう。
スマッシュに入る際はこの動作が起こります。

スマッシュ画像

ラケットを上げる動作中、
右の背中の筋肉全体を緊張させてラケットを後ろに引きます。

この動作の時は
肩を引く事+背中や腰周りの筋肉の緊張
が起こっています。

肩関節の可動域が低い場合はどうでしょう。
背中の筋肉をより緊張させて肩の可動域をカバーしようとします。

必要以上に背中や腰回りの筋肉が緊張してしまうのです。
その状態でラケットを振り切る事により引っ張られ、腰痛が発生します。

▶︎改善方法

もう、なんとなく改善方法は分かりますね。

要は、「動くべき部位が動かず、動かさない部位が動いてしまう
が原因ですので、ご自身で肩関節と股関節の動きを確認し、固い動きの動作を繰り返して見ましょう。徐々に正常な動きに戻っていきますよ。

腰のストレッチなんてやらないで!!

肩関節、股関節の動かし方の参考
↓↓

今回は以上です。

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