今年から2種類のトレーニングを始めた話

ベーグルという名前で、マイベストで記事を書き続けて2年半。
東京に出てきて早1年。
性別は女。齢26。


スペックだけみたらぴちぴちの私だか、同年代の女子が喜びそうなこと、ディズニーに行ったり買い物をしたり女子会をしたりおしゃれなレストランでデートをしたりそんな東京らしい生活は、全くと言っていいほど送れていない。というか、慣れていないから例が全く思いつかない。

そう。私は東京で、一般的な20代女子は見向きもしないだろう、
トレーニングの世界に目覚めたのだ。

【トレーニング1:パーソナルトレーニング】

初めてパーソナルトレーニングジムに行ったときのベーグル

まず目覚めたのは、パーソナルトレーニング。要するに筋トレだが、ただの筋トレではなく、トレーナーが組んだ自分に合ったメニューを、1回1時間ひたすらやる。

こんなことを聞くと、

「筋肉がつきすぎちゃったらどうしよう…」
「ムキムキになんかなりたくないわ…」

と感じる女性も多いことだろう。

いや。待て。男性ならまだしも、もともと筋肉量が少なく筋肉自体付きにくいのが女性なのだ。たった1回1時間程度のトレーニングを週1~2回やった程度では、ムキムキにはならない。成り得ない。あり得ない。

でもまあ、「簡単に女性は筋肉が付かない」なんてことは、もはや常識だろう。少しダイエットについて調べれば出てくる情報なのだから。週5のガチトレーニングと食事の管理を3年間続けることが、簡単だと言わない限り。

私の実体験から言っても、そう簡単にはムキムキにならなかった。

トレーナーにフォームをチェックしてもらっているベーグル

パーソナルトレーニングを始めたのは、2018年8月。そこから約4ヵ月、週1回1時間のトレーニングをしている。

趣味でバレーボールをやっているため、もともと一般女子よりも筋肉量が多く、体力もあった。最初のトレーニングから20kgのバーベルを持ってのスクワットも余裕でできた。

バーベルは20kgだが、スクワットではなくデッドリフトをするベーグル

4ヵ月後の今では、60kgで5回スクワットできるまでに成長した。トレーナーからは、1回なら100kgも持てるのではないかと言われるまで成長した。(どこまで本気なのかわからないが)

しかし、どうだろう?見た目はムキムキになったのか?いや。そんなことはないはずだ。最近よく「痩せた?」とは言われるようになったが、「筋肉ついたね」「もっと強そうになったね」とは一度も言われていない。

そう。痩せたい人にこそ、トレーニングはおすすめなのだ。

もう一度言っておく。

そんなに簡単にムキムキにはならない。

60kgのバーベルでスクワットをするベーグルとトレーナー

ボディメイクや気分転換のためにパーソナルトレーニングを始めたのだがそれ以外にもいい効果が現れた。というのも、先日行われた中央区のバレー大会で優勝できたのだ。

痩せたと言っているのに、太ももの太さが気になるベーグル

身体の動かし方が身についたのか、はたまた身体が軽くなったのか。理由は定かではないが、バレーの動きもよくなったのは確かだ。

ネットが低いからとても高く飛んでいるように見える、だまし絵的ベーグル

痩せるし、大会で優勝できるし、パーソナルトレーニングはいいことだらけ!まさにパーソナルトレーニング様様だ。心なしか、気分もお尻も上を向くようになった気がする。

トレーニングや運動について全く知識がない人なら、いきなりジムにいくより、パーソナルが断然おすすめだ。自分では知らないトレーニング方法を学べるし、トレーナーが自分に合ったメニューを組んでくれるから、トレーナーについていくだけで理想のボディに仕上がる。

そして自分に甘い人にこそ、パーソナルトレーニングを勧めたい。予約制な上に1回1回結構な料金が発生するため、絶対この日はパーソナルトレーニングに行かなくちゃという義務感に駆られる。なにがなんでも行かなきゃいけない、と自分を追い込むことができる。トレーニング中には、トレーナーが身体の限界まで追い込んでくれる。

パーソナルトレーニングを受けることで、自分への甘えもなくなるのだ。

でもここだけの話、最近また体重が増加し始めた気がする。冬の服装は身体のラインが出ないからなのから、ついつい油断してしまうのは私だけなのだろうか…。「夏に痩せて、冬に太る」を毎年繰り返している気がする。私の場合、たった週1回のパーソナルトレーニングでは、甘えを取り除ききることはできないようだ。

【トレーニング2:ボイストレーニング(滑舌)】

さて、「今年に入って2つトレーニングを始めた話」というタイトルなのだから、もう1つのトレーニングについても紹介しよう。

それはボイストレーニングだ。

ボイストレーニングと言っても、多くの人が想像するであろう「歌」のほうではない。「滑舌」のボイストレーニングだ。

「なんて言っているかわからない」「司会が下手だ」「え?サラダって言ったの?」なんて言われるほど、しゃべりが下手で滑舌も甘い私は、ついにボイストレーニングにも通うことにしたのだ。

今まで「舌が長いから滑舌が悪いんだ(鼻につくほど舌が長い)」と自分に言い聞かせて生きてきたが、ボイストレーニングを受けた結果から言うと、そうではなかったらしい。息や舌の使い方、口の開け方が間違っていたゆえに、人に聞き取ってもらい辛い言葉を発していたことが判明した。特にサ行が甘いらしい。

さすがに舌の写真は載せられないと思ったベーグル

まあ、習ったことをざっくりと説明するとこんな感じ。

腹式呼吸で発声する
(歌もうまくなるよ)

口を大きく開ける
(声を口の中で反響させるよ)

舌を正しい位置に配置する
(特にサ行は、舌を下の前歯に当てると言いやすいよ)

滑舌がよくなった暁には、普段の生活から取材や社内イベントでの司会時まで、どんな場面においても人に聞き返されることのない生活を送りたい。

ハロウィン仕様の衣装で、社内イベントの司会をするベーグル。
(ボイストレーニング前)

ただ、このボイストレーニングはあくまで滑舌のトレーニング。しゃべりの内容についてのトレーニングは積んでいないため、「何を伝えたいのかわからない」という現象は、自分で治していくしかないようだ。

パーソナルトレーニング違い、「ボイストレーニングの効果が出ているね」と声をかけてもらったことは、まだない。

なにか成果が出たらまた更新しようと思う。


普段書く記事とは全く趣向の異なる記事を書く機会を与えてくれた
株式会社マイベストのAdvent Calendar企画に感謝。

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