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「そんな餌に釣られクマー」(2023/06/26の日記)

 昨晩、Vtuberグループ「ぶいぱい」メンバーの鬼頭みさきさん(以下カシラ)の配信を見ていました。

 特に後半、魚類・爬虫類への深い知識と興味を感じさせる話をしていてとても良かった。あちこちに旅していてさまざまな知見を持つ人で尊敬する。水族館コラボ、実現してほしいですね。

 そんなカシラに知的好奇心を刺激され、家にいてばかりではダメだと思った。ディスプレイ越しに見て全てを知った気になるのは、現代人が利便性と抱き合わせで得た弊害なのだ。
 ネットを捨てよ、町へ出よう。

 そうして気が付くと、僕は山深い場所にいた。
 町じゃないんかい。

車を乗り回すクマ
旗を持つクマ
案内するクマ


 「奥飛騨クマ牧場」へやってきました。入場する前から大量のクマを見ていますが、現状オーバーオール率が100%です。

 チケットを購入しいざ入場。1階は土産売り場になっていて、2階→クマエリア→逆サイドの階段を降りて1階と戻ってくる順路のようだ。

 2階にはクマの剥製コーナーがあった。

 奥飛騨クマ牧場では現在ツキノワグマのみ飼育しているが、ヒグマやホッキョクグマの剥製も展示されていた。デカい。

 それから諸々のコラボ展示もあった。『くまクマ熊ベアー』、見たことはないけどこんなにコラボに適したタイトルもそうそうないだろうな。

黒熊と白熊が並んでると
ガオベアー・ガオポーラーを思い出す。
『温泉むすめ』、調べたらだいぶ前に終了していたらしい。

 2階出口から通路を渡り、小高い場所にあるクマエリアへ。

全体的に山の高低差を活かした施設だ。
奥がクマエリア。
右手に休憩所がある。

 休憩所を見てみると、一般的な自販機の横に見慣れない自販機が。

BEAR POWER

 一般的な「熊力ドリンク」の自販機でした。熊の胆嚢を使用しているらしい。熊力(くまりき)て。飲んだら熊になったりしないかな。そうやってここの熊が補充されていく。そういう都市伝説。

 そうこうしているうちに、柵の前まで来ました。

 最初に抱いた感想は「黒っっっ!」でした。32度くらいの夏日といった天候の中、これだけ黒いとさぞ暑かろう。事実、奥の方では水浴びをしているクマもいた。

 通路の途中には画像のような販売機が置いてあり、クマにエサをあげることができる。

 さらにクマ側も餌付けされ慣れているもので、エサを投げようとするだけで、それを察知し「こっちに投げろ!」とアピールしてくる。

 クマの生態は詳しくないけど、たぶん野生のクマはこういう行動しないんだろうな。環境への適応を感じる。
 改めて見ると、クマの手足の構造って犬とかと全然違う。しなやかというか、可動域が広い感じ。
 僕はもともと動物園・水族館は好きで、愛知にいた頃は東山動植物園によく行っていた。そこでマレーグマ(見た目がピンとこない人は画像検索してみてほしい)のヌルッとした感じをまじまじと見ていたが、ツキノワグマもそれに近いものを感じた。ちゃんとクマだったんだな。

 エサキャッチ動画も置いておきます。キャッチじゃなくても近くに落ちたエサを探して食べるけど、たまにクマ同士でエサの取り合いが起きる。柵と手前の深い溝があるとはいえ間近でクマを見られるけど、その時の鳴き声を聞くと獣だなと思う。

クマの占い師が使うバーナム効果?

 そんな感じで大量のクマを見てきました。もう1年分くらいクマ見たんじゃないかな。

 それから例の『くまクマ熊ベアー』とのコラボ企画として、設置されているクイズに答えて集めたキーワードをスタッフさんに言うことで記念品が貰えるとのことだったのでいただいた。これを機にアニメの方も見てみようかな。

 クマに興味があるという人は行ってみてはいかがでしょうか。

 僕は買ってきたこれを飲むことにします。
 それではさようなら。

 ぐっ!?な、なんだ……!?

 俺の体が……変わっていく……!?

 くっ、うぉぉぉおおおおお!!!!!!!!!!

 うぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






君が明日 蛇となり
人を喰らい 始めるとして
人を喰らった その口で
僕を愛すと 咆えたとして
僕は果たして 今日と同じに
君を愛すと 言えるだろうか

BLEACH 47巻より

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