「16年越しの絶滅タイム」(2024/04/28の日記)
起きて仮面ライダーガッチャード33話を見た。最近ニチアサの時間に起きるのがしんどくてTVerの見逃し配信に頼っている。朝イチにいつものクセでXを開くとトレンド欄でネタバレをくらう(大体たいしたものではないけど)ので、極力スマホのアプリを開かないように即PCを立ち上げて見るようにしている。リアルタイムに起きればいいのでは……?
なんと今回の話は期間限定でYoutube公式チャンネルに無料公開されている。実際それほどの内容だったので納得だ。
異世界からの敵が歴代作品のダークライダーに変身、Wヴァルバラド共闘、東映特撮ファンクラブ限定公開のスピンオフシリーズ『アウトサイダーズ』から仮面ライダーゼインが本編に逆輸入、これまたスピンオフから登場の仮面ライダーレジェンドが平成1期ライダーに連続フォームチェンジ。〇〇周年記念とか春映画(主に平成の時代、春頃に公開されていたライダー映画。ライダー×戦隊総出演がメイン)でやるようなことを1話に詰め込んでいる。すごすぎ。
中でも特に話題になっていたのが、ダークライダーの1人である仮面ライダーダークキバの必殺技「キングスワールドエンド」だ。
『仮面ライダーキバ』本編では設定自体は存在していながら未公開であり、その強力さから不思議と知名度だけはあるウェイクアップ3。ガッチャード33話において実に16年越しに本編へと登場することになった。レジェンドの自立行動するアイテムに妨害されたけど。
こういう「設定だけ存在してるけど本編で未登場」「設定時点では存在してたけど製作段階で没になった」みたいな存在、オタクは全員好きだよな。後年のノベライズとか劇場版とか、庵野監督が拾うやつ。もちろん僕も好きです。
それを『キバ』の続編でもないガッチャードで「もちろん知ってるよね?」みたいに出してくる姿勢、かなり好きだ……。
公式の製作ブログもかなり読み応えがあって良かった。正直レジェンドライダー要素が出てくると現在(いま)で勝負しませんこと~!? と思ってしまう瞬間が僕もあった。しかし、今回がレジェンド要素(ダブルミーニング)もありながら『仮面ライダーガッチャード』としてしっかり面白かったので、先人が舗装した道を爆走してると感じられる。このまま時代を駆け抜けてくれ~~~!!!
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