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「イビツで不気味な秩序の世界」(2024/02/22の日記)

本日午前10時から『スプラトゥーン3』のDLCである『サイド・オーダー』が配信開始となった。ので、最速で遊んでました。

ゲーム性としては毎回複数提示されるステージの中から1つを選び、入手できるチップで能力を強化しつつ塔の最上階を目指すというもの。
挑戦するたびにステージの難易度・内容や手に入るチップが変わるので、いわゆるローグライク風とXで言われているのを見かけた。

2周ほど最上階まで登ったけどかなり面白かった。というのも、提示されたステージ・今持っているチップでどう立ち回るかという、普段のスプラトゥーンではまず体験出来ないシステムだからという側面が強い。僕が普段ローグライク系のゲームをしていないので(嫌っているとかではなく普段の興味の範囲に存在していない)新鮮さ・真新しさという方が正しいか。

とにかく塔における強化&攻略に重きを置いているが、ステージの内容(ルール)が数種類に留まっていて、2周(+失敗した分)もプレイしているとひと通り見てしまい作業になってしまう。あくまでおまけのDLCではあるが、ストーリーが終わってしまえばブキ種を変えてひたすら登るだけだ。
TA勢などの高みを目指す(文字通り)人はハマるんじゃないだろうかと思う。

まあそんなことはどうでもいいんですけども。

僕が今回『サイド・オーダー』で最も評価したい点が2つありまして。
ひとつは「スケルトーン(敵キャラ)の種族名」です。サーモンランに登場するシャケたちのように、今回の敵キャラである骨魚ことスケルトーンにも種類ごとに名前があり図鑑で確認することができます。その名前がセンスがちょっと良すぎた。

languendo(嘆き悲しんで・弱々しく)

群れで襲いかかってくる小魚のスケルトーン、その名前が「群れるラングエンド」。かっこよすぎ……!?
他のスケルトーンの名前を見ていってピンと来たんですが、後半のカタカナは音楽用語なんですね。ラングエンドは「嘆き悲しんで・弱々しく」という意味らしい。群れても1匹1匹は脆いからなのかも。

andant( 歩くような速さで)

列をなして向かってくる中型のスケルトーンは「行進するアンダンテ」。
スピードこそ歩くような速さですが数が増えてくると厄介です。

grave(重々しい)

こいつさぁ!!! 名前かっこよすぎん!? BLEACHとかに出てくる幹部の名前じゃん!!! 「制圧するグラーヴェ」!!!!!

とりあえず序盤のスケルトーンだけ例に出しましたが、他にも素敵ネーミングがわんさかいるので未プレイの方は是非。
にしても羨ましいな。僕もこういうシャレオツな二つ名欲しいわ。「敗北するピアニッシモ」とかでいいから。それは流石にダサいかも。

スプラトゥーンは音楽が重要なファクターになりがちだけど、もしかしたらスケルトーンもスケール+トーンとスケルトンのダブルミーニングだったりするのかな。だとしたら凄まじい発想だ。何食ったらそんな考えできるんだろう。インク?


評価点の2つ目なんですが、「秩序の街の住人の異形感」が最高。
僕はまどマギなら魔女や使い魔が好きで、UNDERTALEのキャラならアマルガム(特にしにがみちょう)が好きなタイプです。分かりやすいね!

そして以下(イカ)の画像が『サイド・オーダー』の舞台となる「秩序の街」にいる存在です。

最高すぎる……。 個人的なお気に入りは2枚目の画像の四足歩行しているヤツです。異常に肥大化した頭部、伸びた口、キマった目。画像1枚目の目がないクラゲのような存在が四足歩行の背に乗っているところも確認したので、馬のような扱いであることが推測されます。
「秩序の街」のクセになにもかもがイビツで不気味で気持ち悪くて大変僕好みだ。もうこの世界観で1本ゲーム作ってほしいまである。スプラトゥーン4に期待しましょう。

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