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映画2本視聴

・白ゆき姫殺人事件
・ブラックブック

⚫ 白ゆき姫殺人事件

菜々緒が殺害された事件の容疑者である井上真央に疑惑の目が向けられるが、最後にどんでん返しがある物語。
オチは、真犯人がが井上真央をハメて殺人犯に仕立てあげようとした、というもの。
記者が聞き込みを行うものの、嘘が混ざっていたりして真相がわかりにくくなっているのが肝。
また、テキトーなマスコミのテキトーな報道でSNSが盛り上がり、無実の人が死んでしまうこともある(この映画ではギリギリ助かったが)というのも、この映画からの隠れたメッセージのようだ。
最後はしっかりテキトーな仕事をしてるゴミみたいなテレビマンを演じた綾野剛が罵倒されていてスカッとする。

⚫ ブラックブック

第二次世界対戦時のオランダの話で、ユダヤ人である主人公が、ユダヤ人や反ドイツ派の仲間の情報ををドイツ軍に売ってる人間を突き止めようと暗躍する物語。
主人公は家を燃やされ、人に騙されて家族を殺された後に、反ドイツ派の仲間に加わる。
そしてドイツ軍にスパイとして乗り込み、要人の愛人となり、情報を集める。
しかし、愛人になった相手が反逆罪で捕まり、自身もスパイ行為がバレて捕まる。
その後、主人公は上手いこと脱走するが、終戦後もまたユダヤの売女として捕まってしまうが、ここで反ドイツ派の仲間に助けてもらう。
このように裏切りと救いの繰り返しで、よくできた脚本だと思う。
また、時より出てくる主人公のエロシーンが観てる人を飽きさせないタイミングで出てくるので、そこもまた素晴らしかった。
007のボンドガールの理屈と一緒なのだろう。