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本日映画3本視聴

・バッドティーチャー
・それでも、ボクはやっていない
・バトル・ロワイアル

⚫バッドティーチャー
キャメロンディアス主演。
アメリカのコメディはそんなに好きではないけど、この映画は良かった。
というかキャメロンディアスの演技が良いのだろう。とにかく不良教師役がハマっていた。
あらすじは、良い男をゲットする為、そして豊胸をするために教師の仕事に就いた主人公が、男や金のために無茶なことをするという内容。生徒に関してはほぼ無関心。
厳格な教育現場にあの破天荒なキャラがいれば、面白くなりますわな。

⚫それでも、ボクはやっていない
予備知識ゼロで観た。
観る前はコメディ要素が強い映画なんじゃないかと思っていたがまるで違った。
キャストが、加瀬、役所、瀬戸朝香とガチ勢
旬の若手役者ばかりを揃えた客寄せキャストとは訳が違う。演技がとにかくリアル。
とにかく、痴漢冤罪の恐ろしさ、警察や裁判の理不尽さ、被害者の証言の強力さなど、日本の闇が伝わってきた。本当に有意義な映画。
とくに、
「警察の調書は全てのやり取りが正確に記録されているとは限らず、警察側に都合が良いように編集されていることがある。なので簡単に署名してはいけない。」
「裁判官の評価は処理件数で決まる。」
「容疑者が喜んでも裁判官に得はない。」
「検察が起訴したものを無罪にするのは、国家権力に楯突くのと一緒。裁判官にメリットがない。」
というのは、マジで恐ろしかった。国家権力って終わってんな。

結果的に、
・痴漢をしてないという目撃者の証言
・再現VTRによる主人公による犯行の難しさの証明
・数々の検察側証言の矛盾、雑さの露呈
というものがありながら、無実の容疑者が有罪判決となる。
判決後、裁判官から理由が述べられるが、とにかくクソみたいな理由だった。屁理屈の羅列というかんじ。
日本にとって有益な映画だった。
多くの人が観た方が良い。



⚫バトル・ロワイアル

ビートたけしの魅力が炸裂してる。
ぶっちゃけ、たけしが最初に生徒を集めてBRを発表し、生徒を何人か殺すシーンが、この映画のピークだと思ってる。
女子高生がマシンガンをぶっ放し同級生を殺しまくるシーンなど、引き込まれるシーンは多いが、マシンガンで滅多撃ちされた人間が死ぬまでに謎のインターバルがあるのが少し笑える。キレイにセリフを言い終わった後にガクッと死ぬなんて都合が良すぎる。普通、即死である。
しかし、設定といい、シーンの斬新さといい、良い映画だった。