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秋華賞GⅠ 最終見解

ソダシが負けた府中牝馬ステークスを現地で見た。
ソダシが刺された瞬間、大きなため息が東京競馬場を包んだ。
アーモンドアイが有馬記念で沈んでいく時と会場の雰囲気が似ていた。
改めて、みんなが応援している人気馬が必ず勝つわけではないということを知った。
秋華賞、おそらく多くの人がスターズオンアースの3冠を期待している。
俺もその一人だ。

ただ、馬券を買う上ではそういった感情はいらない。
応援馬券は買わない。本当に勝つ確率が高いのはどの馬なのか、どの買い方が一番期待値が高いのか、それを常に考えなければいけない。
俺の人生は馬券が語る。

早速、秋華賞の最終結論を述べさせていただきたい。
まずは出走馬をおさらいする。

有力馬はオークスからの直行組も多く、仕上がりの見定めが重要なレース。3冠がかかるスターズオンアース、オークス3着で素材は1級品のナミュールはともにオークスからの直行である。この2頭の取捨選択が肝になってくる。そのほかステップレースを勝って迎えるアートハウス、スタニングローズが人気の中心となっている。

★展開予想

展開予想について、まずは今の阪神の内回りコースの馬場について触れたい。
今は先行が有利ではあるが、差しも届いているレースが多い。
内も悪くはないが真ん中より外目の馬場が伸びているレースが多い為、直線でしっかりと外に出せる馬が有利か。ただ、内回りで直線も短い為、コーナーで外を回しすぎると届かない。

今の阪神内回りコースは’中段を進み、コーナーをできるだけロスなく進め、末脚が堅実な馬’が非常に有利だと考える。
また、今回は強力な逃げ馬もいないため、前に目標を作ったときに強さを発揮する馬が有力であると考える。(逆に言うと、あまりマークされないため、伏兵逃げ馬の一発はあるか。)

そこで最終コーナーのシュミレーションをしたが、あくまでも自分の脳内だが、下記のような並び順になる。

この脳内になったということは何が本命かわかるのではないだろうか。

★秋華賞 最終見解

◎⑪エグランタイン
〇⑩アートハウス
▲⑧ナミュール
△⑦スタニングローズ
△⑨スターズオンアース
△②ライラック
△⑮サウンドビバーチェ
☆⑥メモリーレゾン

本命はエグランタイン!!
エグランタインが本命である。理由を3つに分けて話していく。
①展開
今回枠の並びを見ると、11番エグランタインの隣、7~10番が上位人気4頭であり、7番スタニングローズと10番アートハウスは先行したい馬である。この馬も、比較的取りたい位置をとれる馬で、この2頭(特にアートハウス)を見ながら進められるこの枠は非常に良い。中段の好位で進みやすい枠を引けたのは大きい。
また、ここ3走で末脚を堅実に発揮しており、安定感がある。今のトラックバイアスを考えると、最後の直線で抜け出してくる可能性は非常に高いと考えている。
②前走の評価
前走のローズSでの内容が非常に良かった。中断8番手を進み、最後の直線詰めての0.1差3着。内容の濃いレースで、上り3Fは今回人気しているアートハウスよりも早く、展開次第ではこちらが勝っていても全くおかしくなかった。また、前走のハイペースを経験できたのも大きい。ハイペースで中京の坂をしっかり伸びて走れたのは、小倉しか好走していなかったこの馬にとっては評価を大きく上げた。今回もG1、ある程度のハイペースになるだろうから、この経験はこの馬にとっては大きなプラス。また、前々走は小倉で好走しており、右回りも問題ないことを考えると、阪神内回り2000mはこの馬にとってはベストの条件であると個人的に考える。
③圧倒的成長力
この馬は、調教のタイムが右上がりで上がっており、今回の中間でも自己ベストを更新している。また、調教タイムと比例するように着順も上がっており、前走からの上積みも見込める出来である。厩舎も成長について言及しており、池添騎手も前走以上の状態とコメントしている。この成長スピードをもってすれば、オークス組にも対抗できると考えている。

以上からエグランタインを本命にした。
馬券の買い方は単勝と馬連流し、アートハウス、エグランタイン2頭軸の3連単マルチで勝負したい。

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