DMEDHのすゝめ


皆さんDMEDHは知ってるでしょうか。
知らない人はデュエパーティなら知ってるでしょうか。
この記事はデュエパーティをやってる人や、デュエパーティを引退した人なんかに向けての記事です。
DMEDH布教のための記事です。
ということでまずDMEDHについての説明から参りましょう。

Q. DMEDHって何?


DMEDHというのはデュエパーティの前から存在する、有志による非公式フォーマットです。
デッキは60枚ハイランダー(全て1枚ずつしか入れられない)で、3〜4人で遊ぶフォーマットです。
そして「統率者」という、デュエパでいうところのパートナーのような存在(ルールもほぼ一緒)があります。(以降統率者)
要するに昔から存在していたデュエパです。
しかしデュエパとは全く違うゲーム性に仕上がっているゲームなのです。
次はDMEDHとデュエパーティでどこが違うのか解説していきましょう。

DMEDHとデュエパの違い

 統率者の扱い

まず統率者がパートナーと違うというのを説明していきましょう。
1、コスト指定
2、召喚時の扱い
3、統率ドロー
の順に解説していきます。

1、コスト指定
まずDMEDHでは統率者は「コスト4以上」のクリーチャーを指定できます。
デュエパはコスト5以上らしいので、少し幅が広がりますかね。

2、召喚時の扱い
次にDMEDHでは統率者は通常召喚する時に「手札から」の扱いになります。
デュエパはとこしえでパートナー使えなくなるので、そこも違うところですね。

また、DMEDHでは自身の能力であればコスト踏み倒しや代替コストでの召喚が可能です。
デュエパでは例えそのカード自身の能力であっても「手札から」や「手札にあるこのカードを」と指定されてると使えないですが、DMEDHなら使えます。

DMEDHで使えるがデュエパでは使えない能力としては、「侵略」、「革命チェンジ」、「無月の門」、「侵略ZERO」、「マスターGGG」などがあります。
特に最初の3つは使いたい人も多いと思います、ブラックゾーンやレッドゾーン統率、多色革命チェンジ持ち統率など、ビートの戦略が幅広いと思います。

3、統率ドロー
それともう1つ、「統率ドロー」という概念があります。
それは何かと言うと、「統率者の攻撃の終わりに、その攻撃中に割ったシールドの数山札の上を見て、その中から1枚を手札に加えることが出来ます。」というルールです。
例えば統率者がWブレイクしたら、山札の上から2枚を見て1枚を手札に加えられます。
デュエパにはない、画期的なルールで、使いこなせば大きなアドバンテージを取ることができる良いルールです。
デュエパでビートデッキを組んだ人なら分かると思いますが、手札はカツカツだし、動きの再現性は低くなりがちだし、3人を相手取るのには打点も手数が足りないんですよね。
そこを解決してくれるルールなんです。
コントロールやビッグマナばかりで飽き飽きしているけどビートは快適に使えない、と嘆いている人、DMEDHはビートも受けいれます。
レッドゾーン統率者にして3点行きながら手札補充、しよう。

デッキ構築の違い

次にデッキ構築の違いを説明しましょう。
1、フォーマット
2、規制リスト
の順に話していきます。

1、フォーマット
まず1つ目はフォーマットについてです。
簡単に言えばDMEDHはアドバンスかつ殿堂ゼロ、デュエパは普通のオリジナルです。
アドバンスかつ殿堂ゼロなんてデュエパ以上の魔境じゃないかと思うかもしれませんが、それでもゲームが成り立つには理由があるんです、それが次の理由

2、規制リスト
ということで、規制リストによって治安は守られているんですね。
規制リストには「ゲームがつまらなくなるカード」や「あまりにもカードパワーがありすぎるカード」がぶち込まれています。
いくつか上げると、
・クリーチャー自体やクリーチャーの能力を使えなくするカード(マグナムやブラキオ系など)
・大量ランデスカード(ドルバロム系やエクスリボルバー系など)
・即死レベルのコンボカード(ジョットガンジョラゴンやエンドオブザワールドなど)
・逆転不能なほどのパワーカード(ヴォルグイソレイトやバトライ武神など)
・マナを超沢山増やすカード(ドルツヴァイアステリオ等マナ2倍カードやテラフォームなど)
・流石にダメだったプレ殿カード(ベイBジャックや母なる大地など)

が禁止されています。
この規制リスト+ハイランダー構築という縛りによって1人あたりのデッキパワーが低くなり、説得や交渉で他人と協力することの有意義さや、アドバンスで殿堂ゼロとはいえゆったりした環境を作ることが出来るんですね。

さいごに

ということでDMEDHとデュエパーティのルールの違いを理解していただけたでしょうか。
DMEDHはデュエパーティにくらべ、ゆったりじっくりとしたゲームを楽しむフォーマットですが、統率ドローの制度や強力すぎるガードの規制など、ビートデッキも作りやすい環境でもあります。
無法地帯なデュエパーティ・3〜4tで終わる通常環境に飽き飽きしてきた人や、もっと昔のような長いゲームを楽しみたい人、多人数ならではの交渉や説得をしてみたい人、むしろ息切れしないビートデッキで戦ってみたい人。
DMEDHは全てを受けいれます。
@bakkyouhibikiのディスコードサーバーにて僕らは何時でも待っております。

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