2023/8/4 ブラックマター放出機関

今日は何時に起きたか記憶がないが、たしか9時頃だったと思う。9時頃だったんだじゃないかな。まちょと覚悟をしとけ。

起きてから、夜のライブの支度をしようと今一度ネタを見直した。なんともいえない。直し方が思い浮かばない。そのため、カレーを食べたり風呂に入ってみたりした。
夜のライブまで時間があるから、ウーバーをやっておこうと思ったが、眠ってしまった。なんだか眠たい日々である。

起きると15時くらいだ。なんとも言い難い時間だ。ウーバーをやるには時間が足りないし、家を出るには早い。

もう一回ネタを見直したり、たくさん届いていたメールの返信などをして、17:30に家を出た。今日は18:30入りで新宿V-1にて、V-1CLIMAXというライブだ。漫才協会の先輩方もご出演されているライブである。
とくに、いわゆるボキャブラ世代の芸人さんがたくさん出ているのが目玉のライブである。

前回出た時も言ったかもしれないが、フライヤー(チラシ)に「実力派芸人が新ネタを披露!」と書いてある。我々に実力は全然ない。なぜ呼んでいただいているのかはわからないがそれでやる気を出してなんとか頑張ってくらいついている。

なんとかネタをやり切った。とてもあたたかいお客様で笑ってくだすった。
今後とも、もしよければ呼んでいただければと思っている。

この会について、我々が出させていただいたのは二度目である。4度ほどお声がけいただいていたがスケジュールが合わなかったり大雨の影響であったりで二回目になった。
こちらのライブでは、OPなどもなく、出演者がどんどんネタを披露し、その後、残っている人で企画をやる。そして毎回、トリ(出演順最後の方)は金谷ヒデユキさんが担当されている。1回目の時もトリで出演されていた。
我々はそのとき、最若手であったので最後まで残った。当然、企画も参加しようというわけだ。トリの金谷さんも出番を終えてそのまま企画も参加されるものだと思っていたのだが、帰り支度をして帰ろうとしていた。そのため、企画に参加されないのか聞いたところ「でたらわかるよ。俺は帰るよ。」とのことだった。不思議なことをおっしゃるなと思いつつ、企画に参加した。

確かに出ればわかる。なんだか言葉では表しづらい企画をやるのだ。企画の勝敗で罰ゲームが用意されているのだが、結局その勝敗に関係なく罰ゲームを受けなければいけない。うーん。わかる。わかる。
明るい社交性のある芸人さんが、どんどん家に帰っていく。不思議だなあ。

今回も不思議な回であった。若手多めで元気にあふれている人材がそろっていたので、なんとなく盛り上がった。
罰ゲームで、普通のトウガラシの数千倍辛い粉末を食べなければいけないというものがあった。全員が食べることになり、食べたのだがこれがまたあんまり辛くないというのがまた辛(つら)かった。
私はなんにも反応ができず、うーん。というどうしようもない反応をしてしまった。これは反省すべきなのだろうか。うーん。私の中になにかモヤを残した企画であった。

あ、いま気づいた。これは辛(から)いと辛(つら)いをかけているわけだな。ようやく理解できた。ここを理解せずに企画に参加してしまったことについて、お詫び申し上げたい。んなわけねえだろ!

どちらにせよ、このライブはこれからブレイクするであろう芸人さんから、円熟味を帯びた芸人さんまで硬軟取り揃えている私の好みの内容ではあるのでオファーさえいただければ出続けたいと思う。また、お客様にもたくさん来ていただきたい。

さらに席亭、主催のダーンス4さんはかつて、ストリップ劇場時代のフランス座で働いていた経歴をお持ちである。となれば、現在の東洋館に立っている我々とは、遠縁ではあるが先輩後輩と言えるだろう。このご縁を大事にしていきたいと思っている。

ぜひとも近々、金谷さんにもこの企画のコーナーに出ていただきたいものだ。ラジオで年をとってから頑張ることの大変さ、大事さを語っていらしたので、企画にも参加してほしい。むりやり引っ張って出してやろうかとも思っている。

帰ってから、風呂に入ってすぐに寝た。これを書いている今朝は朝が早いのだ。明日も明後日も頑張らなければいけない。

今日面白いと思ったことは「ボキャブラ世代の方からは謎のエネルギー、ブラックマターが放出されている」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。