2023/11/12 しぶがきは干せば甘くなる

今度は眠れなくなった。

今日は朝7:30頃に寝て10時に起きた。睡眠時間2.5時間という忍者みたいな睡眠時間だ。忍者の睡眠時間が短いのかは知らない。でもあんまり寝ないだろう、ああいう職業の人は。

起きてゆっくりする暇もない。寝る前にネタの9割5分くらい作っていたが、あとの5分を考えなければいけない。ただ、今日は日曜日なので事務所ライブも少し早い時間に開催となり、12時過ぎには会場にいなければいけない。
11時過ぎには家を出なければいけない。

準備もそこそこに家を出た。電車で日記を書き始めた。今日は昨日の分の日記を隙間時間にちょこちょこ書いた。帰りの電車で投稿した。なんとかなった。えらい。

たいへんかたじけないのだが、もう記憶がない。会場に入ってからはお客様へお渡しするチケット計算や、絶妙に完成していなかった漫才の台本を考えてみたり、とにかくネタ合わせをしてみたり、眠いなあと思って見たりすると、昼の公演がはじまり、終わり、また練習して夜の会が始まり、もう終わった。
記憶がない。

特に夜公演のネタはチャレンジングなネタであったため、とにかくネタ合わせ、ひとりで繰り返しやってみたりと始まるまで何度も何度もやっていた。
夜公演はMCのひつじねいりさんと、出演全組のトークがオープニングとして行われる。
自分でしゃべってみたり、人の話を聞いたりして40分ほど人前に立っている。そこから暗転して全員がはけて、マイクが舞台に出て、1番手の出番、となる。もう記憶が消えて当然な構成だ。ああ、まいった。

今日の良かったことは、オープニングトークで約2分間自由なおしゃべりを各組が行うのだが、私の中であれしゃべろ~と思ったことが2分ぴったりで終わったことだ。漫才大行進をやっていると、ほんとに不思議なのだが台本ごとに多少は台本の文字数は異なるのにおおよそ10分ちょうどになる。
時間感覚がようやっと普段のおしゃべりにもついてきたということが確認できたのが心地よかった。
継続は力なり。壁に耳あり、障子にメアリー。胃の中の蛙、千代大海をしらず。

んん。私はいま何を書いていたんだ。記憶が失われていた。

ひとまずはお越しいただいたすべてのお客様に感謝申し上げたい。ありがとうございました。また、なかでも我々コンビをお目当てでお越しいただいた皆様には一層の感謝の気持ちをお伝えしたい。
今回、別の方をお目当てだった方はぜひ、我々をお目当てに変更していただきたい。そうしていただけば、何かの特典があるわけでないが私が元気になる。それだけである。

さて、今日は20時頃には帰宅し始めた。21時ころに家に着いた。さあ、酒に入って風呂を飲んで、布団を枕に枕を布団に、俺があいつであいつが俺で。
としようと思ったのだが、ウーバーをやらなければいけない。
今週はまったくウーバーができる時間を確保できなかったので、15件で1500円のボーナスだけでもいただこうとシフトチェンジした。のこり2件をやればよい。
ああ、つらいなあと思いながら支度した。ほどなくして注文が入った。
神は私に味方した。自宅からすぐ近いお店で、2件連なったご注文。そしてお届け先の場所、お客様も同じという奇跡の案件がやってきた。
うおおおお!ありがとう。お客様、神様。

お届け先に到着すると、ある公共施設のスタッフの方からのご注文だった。恐らく、後輩が注文を頼まれて、二人の先輩の注文を代わりにとった。ないしは、二人の先輩が権力争いをしており、どちらかが全額払ってしまうと権力闘争の冷戦を解凍してしまい、施設が大爆発する恐れがあったのだろう。
そのおかげで私は20分ほどで配送料の700円強とボーナスの1500円、計2300円をげっちゅした(若者言葉だねえ)。

帰宅して、お酒を飲みながら録画していた「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」「ウォーキングのひむ太郎」を見た。あ~、たのしいなあ。
この二つの番組の共通したおもしろさに、東京近郊を芸能人が飾らない態度で歩くことがある。東京の地名はおもしろいのがおおいよなあとふと思い立った。渋い土地名ダジャレ、渋い土地名なぞなぞをいろいろと考えてみた。
別に面白いもんではない。私が個人的に楽しくなる頭の体操だ。

四つ木の名家の世継ぎ

南砂の居酒屋はサービスがいいっすね。どこもお酒がジョッキになみなみっすな。

関西の土木会社の人が東京出張に行くときに言いそうなダジャレ。
「明日は糀谷で工事や」

名古屋の小学校にて
教師「今日の算数は‘‘くらい‘‘をおさらいしよう。さあ、言ってみて。」
児童「いち、じゅう、ひゃく、まん、じゅうまん、ひゃくまん。あら、なにか抜けてる気がするなあ。」
教師「○○○○!」
○に入る土地名は?→千だがや(千駄ヶ谷)

こういう感じである。どうだ、いいかんじだろう。これは正解を出すことよりも問題やダジャレを考えることがおもしろいのだ。脳が動いている感覚になる。ぜひ、みなさんも考えてみてほしい。
これを考えるときに面白いのは、まず東京でいいかんじに渋い街の名前を頭の中から探すこと、そこにダジャレをつけること。それを言うのに適した状況を考えること。想像力がかきたてられる。
ああ、たのしい。
そろそろ寝ようかしら。でも眠たくなくなっちゃったんだよなあ。

今日面白いと思ったことは「渋町だじゃれ、みんなでやろうぜ」

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。