ノーカウント日記。書いてしまったからあげておく。

昨晩気づいたのだが、日記の日付がずれている。このあとに修正しようと思っております。

今日は10:30頃に起きた。最近にしては遅めである。昨日はよく歩いたものだから、よく眠ったのかもしれない。

来週のネタ見せに向けて準備をしなければいけないのだが、いかんせん情報が足りない。ニュースが足りない。ネタになるものが無いんだよなあ。
今日は夕方からバイトがあるだけのスケジュールなので、これと言って書くことが無いのだが、一点気になるニュースについて考えていたのでその話をしようと思う。

まずはこちらのニュース記事というか、公式情報を読んでいただきたい。

可能であれば、ページ内のプレスリリースPDFデータにも軽くでいいので読んでいただきたい。

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/4/5/240405-1.pdf


この情報に触れた時、即座に思ったのが「危ないですよ!」ということだ。非常に危険だ。これはすぐに炎上が待っているなと、私の中のセンサーがビンビンになって痛てててててとなった。
読んで欲しいとは言ったが、面倒で読まなかった人も多いかと思うので簡単に要約すれば、

慶応義塾大学と飲食チェーン経営で有名なワタミがタッグを組んで学生への食事支援を始める。この支援は一人暮らしの女子学生と困窮する学生へ向けて行う。
女子学生へはミールキット「PAKU MOGU」「あっ!とごはん」「定番おうちごはん」を二人前を8セット分。困窮学生へは「ワタミの宅食」の弁当を毎月1回1食、それぞれ無料配布する。

こういった内容だ。もう恐怖である。一部の界隈では小さく炎上したようだ。
学生を支援することについて私は賛成である。私も18歳から一人暮らしを始めた身として、こういった事業があれば助かったことと思う。無かったのでなんとか料理を身につけてきた。
これがなぜ炎上しそうであるかと言えば、ネットで常に炎上のもととなるのが「男女」に関する話である。「女子学生への支援を行う」こういうことをすると、必ず言われるのが男性への差別ではないかということだ。

食事は男女問わず人間であればしなければ生きられない。扱いに差をつけるべきものではない。また困窮する学生には女学生も含まれる場合もあるだろう。さらに一人暮らしの女学生であれば、お金を持っていようがいまいが支援を受けられる。男性が支援を受けるには困窮していなければいけない。
男女で支援を受けるための間口にあまりにも差があるように見える。

私は「あぶないですよ!」「燃えますよ」と心の中で叫んだ。
このニュースを見てから気づけば一か月が経っていた。そういえばそんなこともあったな。あのときは自分の中で納得のいくところまで考えを巡らせられなかったなと思ったので、今日はそれについて考えていた。

なぜ女学生へここまで手厚くするのか、困窮する学生と大きく差をつけたのはなぜなのか。うーん。もう自分で考えたところでどうしようもないので、この問題についての続報記事も出ていたのでそれを読んでみましょう。

記者がワタミへ確認したところ、これだけ差をつけた理由について
・女学生の一人暮らしは、セキュリティ問題などで男学生と比べて住居費がかかる傾向にあるため
・慣れない学生生活と初めての一人暮らしは、特に女性にとってはストレスで、体調を崩しやすいから。
・体のメンテナンスが女性にとっては経済的な負担になるから。
・上記の理由をもとに、そもそも慶應義塾がやっていた支援事業に会社として関わりたいと思ったから。

苦しい。苦しすぎる。ちょっと穴がありそうな理由が三つ並んだあとに、それは慶応が言ってるんですよ。それに食の支援も入れたいからやったんですよ、という回答。かなり苦し紛れであると言えよう。
この記事内にもある記者の推測が答えなのだろう。慶応としては学生の男女比率で、女性の割合を増やしたい。ワタミとしては将来的に長くワタミを利用してほしい。そのなかで外食チェーンだけでなく、自宅での食事にもワタミは利用できるということを伝えたい。双方の思惑がバッティングした今回の事業である。

なんだあ。ただのお金儲けだったのか。納得できた。それならそうで最初から「女性をターゲットとしてお金儲けがしたい」と言ってくれれば私も納得できたのに、変に正義ぶってやっているからこの男女の差にモヤモヤが残っていたのだ。

私は緩いフェミニストであることを自負している。女性のために男性がすべてを投げうちなさいといった、ネットに見られる行き過ぎたフェミニストではない。女性は女性で幸せを追求するべきだし、男性は男性で幸せを追求するべきで、両者の幸せを求めた結果でどちらかの幸せが損なわれてはいけない、という考えだ。一点注釈を入れれば便宜的に男・女と分けたがLGBTQその他すべての性自認もそうでなければいけない。

これまでの日本は男性社会、男性の幸せのために女性が不幸にならなければいけない時代であったから、平等にするためには女性に肩入れしなければいけないとそういう考え方だ。

その中で、こういった「女性を救わなければいけないからやっている」「男女平等な社会のために」といった耳障りの良いことを並べてその実、女性を利用したお金儲けは苦手である。それはつまるところ女性からの搾取を目的としているからで、あまりにも女性をみくびって、甘く見ていると感じるからだ。ようは差別だと思うからだ。

ちょっと待って欲しい。日記を書こうと思ったらオピニオンとなってしまいそうだ。この記事はこの記事でアップするが、日記には含まないことにした。いったん終わる。

こんなつらい人生。ここに空き缶を置いておきます。